2013年1月10日木曜日

イグアス アルゼンチン側

サンパウロの都市の大きさにびっくりたまげています。
ここサンパウロで、血のつながった親戚の方にお会いし、
お世話になっております。
13日の日曜日までゆっくり滞在させていただきたいと思っています。
家族の温かさを身にしみて感じています。

さて、行ってきたイグアスの滝アルゼンチン側。
こちらは、ブラジル側の水しぶきの多さに比べて、「迫力」という点では勝っていると感じました。
アルゼンチン側へは、ブラジルから一度出国し、
それからアルゼンチンに入国し、滝を見に行き、
帰りはアルゼンチンを出国し、ブラジルに入国し・・・
と、バスの乗り継ぎ等をあわせて全部で8時間の観光でした。
暑いしね、ここ。くたびれたわ。







流れ落ちる前までは、
こんなにおとなしい川・・・



2013年1月7日月曜日

ブラジル入国、そしてイグアス ブラジル側

パラグアイのシウダーデルエステから橋を渡り、ブラジルに入国。
スペイン語圏から一気にポルトガル語圏へ。
なんとなくしゃべれない不自由さを感じつつ、イグアスの滝ブラジル側へ。
イグアスの滝は、ブラジル側からとアルゼンチン側からの両方から見られます。
どちらも入場料をとり、2000円ずつくらい。

フォスドイグアスの街からバスで30分。アクセスは良かった。
こちら側の滝は、滝の水しぶきが十分に浴びれるようで、帰りにはもうびしょびしょ。
南米の夏休みだけあって、観光客が超多かった。(自分も観光客だが)
次回、アルゼンチン側からの写真を載せますが、
迫力はどちらもあり、でも、アルゼンチン側からの景色のほうが
個人的には圧倒されました。




水着で歩いている人が多かったな




水は、100年前まではクリアだったそうです。
森林伐採が原因で、土壌が流れてしまっているとのこと。

2013年1月6日日曜日

トリニダー遺跡の写真

昨日のっけられなかった写真をいくつか。
でも、いつものようあアップの仕方では、アップロードできませんでした。
なんだかパソコンとGoogleがうまくいっていないのでは。
写真をアップしようと思っても「ファイルを選択する」が出ないんです。
(ちなみに自分のパソコンでは「Browsing…」という文字です)
誰か、分かる方、そういう経験がある方、情報をいただけたら幸いです。
 

楽器を演奏する人々が彫られています。
音楽で地元の人々の懐柔をねらっていたそうです。



イエズス会のシンボルでしょうか
 



2013年1月5日土曜日

トリニダー遺跡

ビザ取得後、「南米の国の中でなぜブラジルだけビザが必要なのか」疑問に思いました。
調べてみたら、ブラジルは「相互尊重の原則」に基づいて外交政策を取っているとのこと。
日本にブラジル人が入国する際にビザが必要であるのに対し、
ブラジルも、条件を同一にするという政策上、日本人にもビザを取るようにさせているという。

さて、そんなわけでいま国境の町シウダーデルエステにいます。
ブラジルとパラグアイの国境なわけですが、ブラジル並みに宿泊料が高いです。
昨日泊まっていた場所の3倍の料金します。安ホテルがない・・・。
とにかく明日ブラジルに入国、そしてイグアスの滝を見に行きます。

昨日、35度を越える暑さの中、パラグアイのエンカルナシオンにある、
「トリニダー遺跡」を見に行きました。
イエズス会(ザビエルという人が日本にも来ています、よく歴史で出てきますよね)が
この地に布教をしに来て、現地の人々にキリスト教を普及させました。
活動の中心になっていた教会がいまでも残っています。
ちなみに今頃気づいたのですが、「mission de Jesus」といいます。
発音は「ミシオーン・デ・へスース」イエズス会のことです。
そして、へスースとは神(ジーザス)のことで、イエズスというのは、
へスースの日本語読みだったんですね。
イエズス・・・ィエーズス・・・ヘーズス・・・へスースと。

でも写真がいま、なぜかアップできません。

代わりに、アルゼンチンサルタの年越しの様子をビデオで。

2013年1月4日金曜日

パラグアイのエンカルナシオンにて

これから向かうブラジルに入国するには、
日本人にとって欠かせないものがあります。
それは「ビザ」です。

私、今までの旅中、ビザを取得したことがありませんでした。
話はそれますが、こんだけいろいろまわっていると、
日本のパスポートの強さを越境ごとに感じます。
国境監査官には「ハポンか!ハポンならOKだ、はっはっは。」と言われることもあります。
いままでの日本人が世界で積み上げてきた信用、力が、今のこのパスポートの力から
感じるのです。本当にありがたい話です。

さて、ブラジル入国に際して、ここエンカルナシオンでのブラジルビザ取得が他の場所より
簡単だという情報を得ました。
他の土地で取得しようとすると、発行に1週間かかるとか、リターンチケットが必要とか、
少し高いハードルがあるようなのですが、ここエンカルナシオンで必要だったものは・・・

・パスポート
・経費150,000グアラニー(額に驚くが、3,500円くらい)
・顔写真(大きすぎず小さすぎず)
・ブラジルでの滞在地情報
・クレジットカード情報

といったかんじ。
顔写真やクレジットカードなどは、即返してくれます。
経費も、300,000グアラニーしたという情報もあったので、どうかなと思っていたのですが、思ったより少なく済みました。
ブラジル滞在地は、私の場合、親戚のおじさんがサンパウロにいるので、
その情報を入力。宿泊先でもかまわない模様。
バスターミナル裏にあるブラジル領事館に10時に訪れ、
「12時くらいに戻っておいでー」と優しく説明してくれました。

そして、即日ゲット!1月3日で開いているかどうかも微妙だったのに、
ここまでスムーズに行くとは。

2013年1月3日木曜日

あと1ヶ月は旅を続けます。

1月末にボリビアに戻らねばなりませんので、ルート変更をします。
パラグアイ→ブラジル→ボリビアというルートになります。
というわけで早速、パラグアイのエンカルナシオンというところに移動しました。
旅15カ国目です。

エンカルナシオンにも、日系人が多く住んでいると街中で会う人から聞きました。
「どこから来たんだ?ハポンか、そうか、おれにも日本人の友人がいてな、La gente buenaだよ日本人は。」という話を、買い物する店先、泊まっているホテルなんかで地元の人がしてくれます。
このエンカルナシオンの対岸は、アルゼンチンのポサーダスという街

さて、クリスマスと年越しは、アルゼンチンのサルタで過ごしましたが、
ここの人たちも好意的に話しかけてくれる人が多く、また日系の方(といっても3世なので容姿はアルゼンチン人ですが)とも話すことができ、楽しく過ごすことができました。
1月1日には、家族親戚が東京に集まっていましたので、スカイプで新年会にも参加することができました。
やっぱ、家族って温かいな。話せて嬉しかったよ。

2013年1月1日火曜日

明けましておめでとうございます

日本では年が明けましたね。2013年…。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
遠くから、みなさまのご健康とご活躍を祈っています。

さて、重大発表・・・といっても私事ですが、
この旅を一時中断することにします。

理由は、2月から10ヶ月間、ボリビアのコロニアオキナワというところで
日本語と体育を指導する教員として、働く機会をいただけたらからです。

以前、コロニアオキナワを訪問した際に、
教員として働くことができるチャンスがあることを知りました。
旅を続けたいという強い思いがある一方、
「ある思い」もそこで強く感じました。
それは、学校を見学させていただいたときにかんじたものです。

学校が夏休み期間中であったものの、何人かの子どもたちとすれ違いました。
そのときに、旅人である見ず知らずの私に「こんにちは!」と
私とすれ違う全員があいさつをしてくれました。まっすぐ目を見つめて。
その瞬間に、「ひかれた」のです。

ここではどんな教育をしているんだろう・・・と。
そして、そこに住む人々の温かさにも触れることができました。
教育は学校だけでするものではなくて、家庭でも、地域でもするものだと
以前働いていた学校で私は学びました。
コロニアオキナワでの、子どもを育てる環境を知ってみたいと思い、
働いてみたい思いに駆られたのです。

「あいさつがしっかりとできる」は、特に南米で感じたことですが、
素晴らしく気持ちのよいことで、人と人との距離を一瞬で縮めることができる、
そして、相手の様子を知るのに最適な手段であると。

「Hola, como esta? todo bien? que tal?」この会話、結構南米であります。
「こんにちは、どう調子は?万事OK?大丈夫?」という意味で私は使っていますが
見ず知らずの人にも使ったり、会話のきっかけに使ったりします。
ボリビアやアルゼンチンでは食事を食べている人に対して「Buen provecho」といいます。
直訳すると「よい利益を」という意味ですが、これも大変心地の良い言葉です。
そういうあいさつのやり取りが、とても人間的で、温かみのあるもので、
好きになりました。

そしてこれらのあいさつができるよう育てている環境に興味をもちました。
そしてそれらの「Costumbre(習慣)」を知る機会をいただけました。
12月末にお返事をいただき、コロニアオキナワの学校で働かせていただくことになりました。


とても悩みました、旅を一時中断することに。
ある方に相談したときにいただいた言葉「一時中断しても、断念はしないでほしい」
その言葉に背中を押されました。
また、他の方には「もう3年も旅出るって決めちゃったんだから、何やってもいいんじゃない?」と言われ、背中を押されました。

沖縄出身でもないし、日本語教師のプロフェッショナルでもないし、
沖縄の文化に詳しいわけでもない。
でも、きっと私自身にできることがあるから、採用していただけたのだと思っています。

中米や南米を旅し、日本を離れたことで、日本人の良さや日本の良さについて
考える時間を多くもつことができました。

どんなことを伝えられるんだろう、これは子どもたちと向き合う中で、
そしてそこで働く先生方を見て、そこに住む家庭の様子を見て、
見つけていこうと思います。

いやー、長くなってしまいました。
実質的に、旅は一時中断、しかしそれをあきらめることはしません。
帰国日が伸びます、きっと。
家族には特に迷惑をかけてしまいますが、もうだいぶ迷惑をかけきっているといっても
過言ではない今の日々(笑)許してね。