ラパスでしたいことは、「ワイナポトシ登山」「ティワナク遺跡」「ルチャリブレ観戦」の3つ。
2つ目のティワナク遺跡のことを書きます。
いやーしかし、ルチャリブレの興奮が冷めやまない!めちゃめちゃ楽しかったな。
次回、ルチャリブレについて書きますね。
このティワナクに訪問する前、イカの石博物館の女主人が
「ティワナクにあるプーマプンクは絶対に見ておきなさい」と。
興味深い巨石がたくさんあるとのこと。
さて、ティワナク文化なんですが、ペルー南部からボリビア北部にかけて
だいたい紀元前数百年から紀元1200年ごろまで栄えたとのこと。
ペルー北部のモチェ文化からも影響を受け、インカの文化にも影響を与えたという興味深い文化。
モノリートと呼ばれる立像が有名。このモノリート、なんのために作られたのかまだ詳しくわかっていない模様。
博物館内にあるモノリートは、蛇や鳥の形をした人が刻み込まれていた この削る技術は素晴らしい |
風雨にさらされているモノリート 「屋根かなんかつくらないと・・・」とつい思ってしまう この石像、指の向きがおもしろい 右手の指が反対を向いている |
やっぱり雨季だなあと感じた瞬間だった。
上のワイドな写真に描かれているのは フライングしているNarigueraというもの 飛んでるって面白い発想ですよね |
180個の顔がこのように埋め込まれている空間もある これもまた風雨にさらされていて残念 顔が削られちゃってるんだよね |
この石組みの壁を見ていると、インカ帝国の首都だったクスコの町の石組みを思い出す やはりインカはこのティワナクの影響を受けているのかなと思う |
プーマの宮殿ということで、巨石が使われて宮殿が造られていました。
想像力をかき消してしまうのであまり私は好きではないのですが、今回はとてもためになりました、再現図。 ナショジオが以前特集したときに再現図を掲載したそうです。おそらくこのような宮殿だったのでしょう。 |
これらの石に、刻まれている図形、興味深いでしょう笑
私、こういうの見てて一人で笑ってしまうんです。こうやって組み立ててたんだろうなと想像して。
銅のかすがいでつながれていたそうです。
10トン近くあるそうです そして多くの人で運ばれたって書いてありました |
この柱もなにか大切なものだったのでは・・・なんて思ってみたり |
余談ですが、コレクティーボで帰るときには、ボリビアの人たちの温かさを感じました。
「なんでこんなにやさしくしてくれんだろ」と心の中でぼそっとつぶやくくらい、それほど温かかったです。
ごった返すティワナク発ラパス行きのコレクティーボ(ミニバン)、
こりゃ乗れんわとあきらめた表情を浮かべたそのとき、外人である私を見た乗客が
「ほら、ここスペース作るから、乗って」と。
1時間後、エルアルトと呼ばれる地域にルチャリブレを見るためにコレクティーボを
降りた私に「どこ行くんだ、ルチャリブレ見に行くのか、途中まで一緒の道だからついておいで」
と引っ張っていってくれたおじさん。
困っている様子を察してくれるんだと思う。
心に余裕がないとできないことだよなと感じた。
このボリビア人のやさしさに感動しています。
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