いやー、吹雪いた。前日の天気予報は曇りだったもんだから
いけるかなと思っていたんだけど。
ボリピアのラパスに滞在していますが、近くの山ワイナポトシ(6088m)をねらいにいきました。
このワイナポトシ、単調な山で高度な技術は必要なく登れる6000m峰ということで。
旅行者からとても人気がある山です。
そして、今回のツアー料金1泊2日でなんと8000円ほど。驚きの価格でした。
ペルーやエクアドルだとこの2倍以上はします。
さて、ガイド登山で、他の三人とともに、1日目の10時に麓まで移動。
そこから2時間の登り。ここでも日本が活躍しています。JICAの作った小屋に泊まりました。
JICAの中南米での活躍ぶりには頭が下がります。
体力も十分あったし、高度順応もばっちりできていて、あとはじっくり時間をかけて
頂上まで登るだけの、余裕がある登山・・・のはずだった。
夜6時に床についたのだが、8時ごろ雪と風の音で目覚める。
その後、天気が不安になって12時の起床まで眠りにつくことができず、
雪はやんでいたものの、5200mの小屋、ぐっと気温が下がっていました。
出発から2時間、順調にゆっくりと高度を上げていったものの、5700m付近で
吹雪となり、ガイドが撤退を決断。4時半には小屋に戻りました。
味気ない登山になってしまいました。
アコンカグアに向けてよい高度の練習になると思っていたのですが失敗に終わりました。
一夜にしてがらっと雰囲気の異なる景色となりました。ちょっと方向は違うけど。
6000mを越える山の天気というものを感じました。
さらば、ワイナポトシ。綺麗な山だったんだけどなあ。
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