ここまでアルゼンチンのサルミエントという街からバスで36時間。
そして出て行った交通費は、1100ペソ、およそ14000円(泣)。
いくらシーズンだからとはいえ、それはないでしょ的な額にショック。
なにはともあれ、最南端に来ました。
ここでもトレッキングを楽しみたいなと思っています。
コモドロという町ののターミナルでDVDを売っている少年に会いました。
日本の映画もあるよというのでタイトルを聞いてみたら、東京ドリフトだかなんとか。
私もそれを見たので、ああ、あれねと話を進めていたら、
「ガイジンってどんな意味?」と聞いてきた(その映画の中で日本人らしきタレントがその言葉を使ってる)。
意味を教えると、ああと納得したようで、おれに「ガイジン!」と言ってきた。
日本にいたときはガイジンという言葉は、なんかその人を排斥するような感じがして使うのを自分では控えていたんだけど、「チーノ」よりはマシだと感じた。なんでだろうな…。
アルゼンチン、コロニアスイスというところでこんな話になった。
ブエノスアイレスの体育学校の生徒と話してたんだけど、
学生「チーノ?ハポネス?どうしてどこにいっても君たちチーノはいるんだ?えっ、チーノとハポネスは違うの?どうやって見分けるの?」というわけです。
大輔「違うよ。チレーノとアルヘンティーノを見分けるのと同じやり方だよ。」
学生「えっ、違う言葉をしゃべるの?」
22才アルゼンチンの青年の発言。
無知が誤解を生んでるんだろうけど、チーノはここアルゼンチンでも好かれないなあ。
今までどれだけ嫌な印象を与えてきたんだ、と思うくらいだよ。
アルゼンチン人でももちろん素敵な人はいると思う。
山歩き中に出会ったセルヒオという男なんかは、何かと親切に話しかけてくれたり、アドバイスをくれたりした。
けど、国民性なのかな、いろいろと面倒くさがられるんだよね。
旅行者だから面倒かけるかもしれないけどさ、仕方ないじゃんって思うんだけどな。
欧米系の国の人に質問してみたんだ、「やっかいだなあって顔されたり、言われたりする?」って。
ノー、そんなことはないよ、だって。
感じ方は人それぞれだなあ…。
サルミエントのターミナルでは、親切な店員がいた |
初めての日本人だ!と興奮して興味深く話しかけてくれた子もいた |
こちらは、コロンビアのメデジンから出稼ぎに来ている男 リオガジェゴスという町のバスターミナルで荷下ろしをしている メデジンの魅力についてたくさん話すと、嬉しそうな顔をしていた |
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