1週間くらい前にいたプエルトマドリンでのこと。
これまた写真を撮り忘れたんだけど、バスターミナルに日本の漫画を売っている店があったのよ。
ワンピースの他にも、セイントセイヤやマイナーな(?)作品も多数あり |
ついつい買っちゃいました、50ペソだったので、500円くらいかな |
そこのおじさん(だいたい50歳くらいかな)と話していて、アルゼンチン人の話をしたんです。
アルゼンチン、どう?と聞かれたんです。
んー、陽気だけど、なんだか他人を寄せ付けない雰囲気がある人が多いように感じるって言うと
そうなんだよ、たぶん他の国と比べて、他の人種とは距離を置こうとする傾向が強いかもって返事が返ってきた。
チーノに対するからかいも多いよねっておれが言うと、あーあるあるって彼が。
思い切って「なんでそうなの?」って聞くと、
「だって、日本人や中国人は、観光に来ても、話そうとしないし、ワーワーってその国の言葉で言うでしょ?それが変に感じる人もいるんじゃない?」
って言われた。
ここからが本題なんだけど、
パタゴニアで特に感じたことなんだけど、いろいろな国の人達が観光に来ているわけです、
おれもその一人だったわけだけど。
それぞれ、ドイツの人も、ブラジルの人も、オランダの人も、
みんな慣れないであろうカステシャーノを使って、注文したり、観光したりしていました。
日本人はというと、日本語で押し通そうとする、或いは「英語で」話しかけている人が多数だった。
つまり、カステシャーノを話そうとしない人が多かったのです。
「言葉は文化だ」という話をわたしはオキナワで聞きましたし、実際にそうだとも思っています。
そうであるならば、その国の文化を尊重せずに、自国の文化でずんずん歩いていったり、
英語で話しかけたりしても、相手側が快く受け入れてくれるなんてことはないよなあ。
英語が至上の言語だと疑わない日本人やその旅人が多いのには閉口する。
いつも自分に言い聞かせているんだけど、
「旅人は、その国の親善大使だ」と。その国の代表者だと思って、旅してます、一丁前にも。
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