手の洞窟という意味ですが、アルゼンチンのパタゴニア地方ペリトモレノという小さな小さな街があります。ペリトモリノ氷河とは場所が違うし、ペリトモレノ湖とも場所が違うんでとてもややこしいです。
ペリトモレノの街からしかツアーが出ていないという、どんな場所にあるんだ?!と思っていたが、
この木々の下にはちょろちょろと川が流れている |
洞窟や岩壁に、装飾を施したという、芸術的な場所。そしてここは世界遺産である。
いつだか、TBSかなんかで、世界遺産の紹介をする番組で見たのを覚えていたので、
行ってみたいなあという気持ちがありました。
ちなみに、アルゼンチン、こういう荒野の景色がやたら多くて、国土の大きな範囲を占めている。
たしか、パンパという言葉を、中学の地理の教科書で見たような気がする。
さて、その岩壁なのですが・・・
「えっ、最近描いたんじゃないのー、これ?!」とまゆつばもののかんじが・・・
特に、左手の周りに果物の実を使って色を付けたり、
鉱物を使って、色を施したりしていたようです。
上の写真は、グワナコという動物を狩りしている様子を描いたもの。人、見えます?
こうした鮮やかな色が出せるのだから驚く。
なぜ左手なのか・・・それは、右手で色を塗ったから(笑)
これはグアナコの上に人がいて、上になんだか丸っこいものがぽーんとなっているの、
わかります?ってガイドに質問された。
ちなみにこれが、グアナコ。ラクダ科、リャマの祖先だという。
毛を取って使ったり、食用にしていたようで、当時は貴重な存在だったのだろう。
さて、手に戻るけど・・・
正直、こうやって写真でみると、気持ち悪いな(笑)、実際見ると、おおおってなるんだけど。
この色が綺麗だった。青みがかった緑というか。鉱物みたいです、この色出したの。
やっぱり「狩りの様子」を描いているのが主なのですが、上のほうの写真と比べると、
この動物、肥えてませんか。太っているのは、子どもがいるグアナコみたい。
さて、この動物はいったい?そもそも動物なのか?
おもしろい手形もある。動物の手形をかたどったものか。と言っていた。
さてあれはなんでしょう?ってガイドに言われた。
クカラーチャという単語が真っ先に口から出ました。ゴキブリでしょ、これ。
グアナコの体の上に手形。
これ、時代の後半って言ってたから、3000年くらい前かと。もうここまでくると芸術だと思う。
跳びあがっている人間(?)なんか見ると、何かのデザインかって。
って、時間的に中身薄いなこのツアー(笑)
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