ここで歴史があり、最も純粋なタンゴを味わえるというところへ行った。
「El Viejo Almacen」
Almacenは、まあ何でも売っているところ、食料とか燃料とか。
Viejoは、古いという意味です。
このEl Viejo Almacenは、1977年に開いたあと、
一度経営状況が悪くなり破産後一時的に閉鎖しましたが、
その後数年を経て復活。そして、今に至るという歴史をもつ。
こんな小さな建物に!? という印象を与えるEl Viejo Almacen |
私が行った日も1階席は満杯 私は2階席からの観覧、65ドル 知り合い旅行社の方に予約してもらいました |
隣の人に撮ってもらった写真は・・・ブレている(笑) 観覧後だったから、きっと興奮されていたんだろう・・・ |
驚きました・・・し、感動しました。近くで見れたからこそ、ここまで心を打たれたのかな。
最初はバックの演奏から始まる。
電子ピアノ、チェロ、バイオリン、バンドネオンの演奏。
特に、バンドネオンが入るのが特徴なのかな。
タンゴといったらその音が入る印象がおれにもあった。
素早い足の動き、緩急のある動き、バンドネオンのリズムあふれる音、
そして、なにより、踊り手の鍛えられた体に魅了された。
だって、女性の体見てても、肩から背中にかけての筋肉がきれいなんだ。
男性も、スーツの上から見える隆々とした体をもっていて、安定した踊りを支えている。
途中、フォルクローレが入る。顔はアルゼンチンの方の顔をしているけど、
演奏しているのは、ペルーのフォルクローレだったかな。
ひさしぶりに、サンポーニャやチャランゴの音が聞けて、
「ああ、フォルクローレを聞くのも、もうないかな」とちょっと切なくなった。
写真にはないけど、シャンソンも何曲か歌われた。
和田アキ子のような声量で、酒と夜と女というかんじの歌を歌っていて、聞き入った。
また、途中、大きな蜘蛛(2階からもはっきり見えた!)が舞台に侵入し、
踊り手たちはそれに気づかず、蜘蛛は踊りをかわすも、すぐにあえなくぺしゃっと女ダンサーに。
会場からは悲嘆と笑いの声が、というハプニングもあった。
リベルタンゴという曲が私は好きなので、楽しみにしていたんですが、
最後の方にその曲での踊りがありました。もうノリノリでした!
「El Viejo Almacen」
http://www.elviejoalmacen.com.es/
Visual Tourというページがあるので、見てみると少し体験できるかも。
それと、ビデオをあとでYoutubeにアップするので、見てみてください。
https://www.youtube.com/user/daisuito/videos
まだまだブエノスアイレスでの体験を伝え切れていないので、
次回もブエノスについてのことを書きますが、
明日、ウルグアイに移動します。
アルゼンチンには、ひと月半居たことになります。
この国では、今まで以上に様々な人に出会い、お世話になりました。
特に、ブエノスアイレスでは、与那嶺牧師ご夫妻にお世話になり、勉強させていただきました。
別れは悲しかったですが、「また会いましょう」の言葉で別れました。
もっともっと滞在したいという気持ちがあります、正直。
そして、住みたいとも思った街です。チャンスがあれば、仕事をしたい、そう思う街となりました。
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