5892mのコトパクシ山に登頂することができました!
自分の中でもチャレンジしたほうだと思いますが、
南米最高峰アコンカグアのいい準備にできたと考えています。
そして何より、この登山、大切な仲間と共有できたことが嬉しかったです。
キトで再会したゆうすけと登れたこの山。
(ゆうすけが撮ってくれた写真も使わせてもらいます、サンキュー!)
少し長くなりますが、詳しく書いていきますね。
まず、ガイド探しです。
首都のキトで探していたのですが、ガイド探し場所を変更し、
もう少し山に近いラタクンガという町で探すことにしました。
あるツアー会社が一人160ドルでガイドを用意できるということで、そこに即決。
食料や水、山小屋使用料、移動費、そしてギア(使ったものは、アックス、クランポン、ハーネス、アイスブーツ等)がすべて含まれるとのことでした。
出発前日、景気づけに、夜中華料理を食べに行きました。
そのチャーハンのレベルが高いこと高いこと。とにかくおなか一杯になったわけです。
そして出発当日、昼にラタクンガの町を出発、車で国立公園内に入り、
一気に山小屋近くまで。駐車場から1時間弱登り、山小屋へ。ここ4800mくらい。
ここに着いたのが4時頃、昼飯食べたのが5時頃、そして夕飯を食べたのが6時過ぎ・・・。
前日のチャーハンで一杯になっているお腹に追い討ちをかけ、こうなっちゃいました。
その後2,3時間仮眠をとり、夜12時に出発。
ですから、高山病の吐き気というよりも、食べ過ぎによる吐き気がしばらくは止まりませんでした。
なんという自己管理能力のなさ(笑)まあ、経験ということでドンマイ。
真っ暗の中、12時から5時くらいまでひたすら雪と氷の中を進んでいきます。
お腹はだんだんと消化し、へこんできてはいるものの、今度は途中で眠気がおそってきました。
登っていて眠気がおそってきたのは初めて。あぶないあぶない。
万年雪です。寒いっちゃ寒いのですが、思ったほど寒くはなかった・・・かな。 |
もくもくと雪の中を歩き、ただ足跡だけを見つめながら。
遠くにはキトの街の明かりが黄色く、燃えているように空に映っていました。
星も多く、天気が良いことを示してくれていました。
5時過ぎ、空が青く、明るくなってきました。
この青さは今まで見たことのないような色でした。
ガイドが導いている安心さが、暗闇の中登る怖さを和らげてくれました。
午前6時過ぎ、友人ゆうすけと共に、コトパクシ山に登頂。
登るのは暗かったもんだからわからなかった部分が見え出した下り、
たいへんでした。
高山病対策で何回か登った4000m以上の山々のおかげか、
高山病の症状はそれほど重くならずにすみました。
富士山に似た土質、山容、活火山の中で世界で一番高いとされているコトパクシ山。
思い残すことなく、エクアドルを去れます。
登頂おめでとう。
返信削除初の高山らしい高山は別世界に感じた事でしょう。
アコンカグアも是非がんばってください。
よく考えたらシーズンまでもう少しですね。惹かれます。
KAZUさん、だよね?
返信削除うれしいな、コメント。別世界だったよ、青さが特に。
アコンカグアで待ってます。笑