50カ国目、イスラエル入国、とりあえずテルアビブ

入国審査が厳しい、時間がかかると噂があるイスラエルの入管。

 どんな質問が来ても即答できるように、対応はしていたが、意外にもあっさりと簡単に通った。
飛行機を降りた直後に止められたのと、入管審査のところでの応対と2回だけ。
「誰がこの旅のお金を払ってるの？政府？」と２度聞かれた（笑）。

イスラエルの出入国スタンプをパスポートに押されてしまうと、
他のアラブ諸国に行けなくなってしまうので、こういったものを別に発行された
しかし、残念なことに、不覚にも、出国時に、スタンプをパスポートに「どんっ！」って
押されてしまった・・・。
これで、イランには行けなくなりました・・・・・・・

空港からエルサレムまで近いことがその場でわかったが、
テルアビブのホステルを予約していたもんで、市内までとりあえず行くしかない。
空港から市内まで１本の電車が通っていて大変便利。

軍服を着た若い人たちをたくさんみかける。
訓練帰りだろうか、イスラエルは兵役制度を導入している国。
一度ヘブライ語が全くもってわからないもんだから、行き先を軍人さんに聞いてみたのね。
そのときに、「これから家に帰るの？」と聞いたら、「いいや、寮に戻るんだ」って。
どうやらこの人は通いのようだ。

イスラエル初日の感想は・・・

まあ、イスラエルの物価が高いこと！
特に、外食すると、きつい。
一食あたり、1000円から1500円くらいかかってしまう。
マ○ドナルドのセットメニューが1200円から1500円…。

この３００ｍｌのコーラでは、７シュケル、２１０円といったところでした

お金について気になって、ホステルで働いている人に聞いてみたところ、
最低賃金は1000USドルくらいだという。
外食すると高くつくだけで、東京の物価とそんなに変わらないのかなと感じた。

テルアビブでは、海に入りたかったんだけど、
なにせ雨。一日中雨が降ったり止んだり。風も強かった。
この天気は珍しいって街の人は言っていたけど、ついてないな。

雨のあいだをふっと晴れ間が

あまりにもきれいでおれと同じように写真を撮る地元の人

海辺に近い建物

高層ビルとモスク

テルアビブの海と旧市街

旧市街の街並み

この景色を見ていると、なんだか日本の都市部を想起させてくれる

それでも、泳ぎたい衝動を抑えきれず、プールを探して歩いた。
海岸沿いにある屋外プール（寒っ！）は、海水を利用しているということで下半身が浮く。
温めてはいないけど、温かいよと泳いでいたおじさんは言う。
いや、温水仕様のおれの体には、どっかの袋が縮んでしまう温度。
マスターズスイマーも何人かいたが、泳いでも体が温まらないおれは積極的に話すこともせずに退散。

豪雨でも泳ぐ。雷が鳴っても止めないライフガード（笑）

テルアビブの街の雰囲気は、アメリカ西海岸やブラジルのサンパウロに似ていると感じたなあ。
開放的な雰囲気を、規模は小さいがかんじる。
そういや、アメリカ西海岸はユダヤ人が多く住むと言われている地域。
だから、テルアビブも似たような雰囲気なのかなと思ったり。
旧市街にも行ったが、なにせ雨。せっかく自転車をタダで借りれたのに颯爽と走れないのが残念だった。