2014年12月9日火曜日

エルサレム→エイラット→アカバへ

エルサレムを7時に出て南にあるエイラットに向かうというバスがある。
1日に3便あるようで、7時、10時、あと…午後。
でも、その日のうちにヨルダンには入っておきたかったので、
7時に出発するのを選んだ。2014年11月末現在82シュケル、だいたい2500円。

イスラエルからヨルダンに抜ける国境は3つだけ!
そのうち、エルサレムからヨルダンの首都アンマンに直接行くタクシーもあるが、
そのタクシー自体料金が高い上に、このキングフセイン橋の国境はヨルダンとしては非公式な国境としているようで国境でのヨルダンビザ発給はしていないとのこと。
そうなると、テルアビブのヨルダン大使館でビザ代を払わないといけないが、
そのビザ代も5000円以上はかかるという。
それを避けるため&ペトラ遺跡(ヨルダン南部にある)に向かうため、南部ルートを選んだ。

エルサレムからエイラットに向かう途中、死海の横を通り過ぎ、エイラットに近づくにつれ、だんだんと気温が高くなっていくのがわかる。
4時間ちょいで国境近くまでいきました。

エイラットへの町手前数キロにある国境近くでバスを降ろしてもらい、
そこから国境まで2kmくらい歩く。
一緒にバスを降りたのは、フィリピン人のアナさんと、日本人のシュウさん。
3人で国境に向かい、イスラエルは出国税があるのだが、107シュケル(3400円くらい)払い、しゅっこ・・・!!!!

おい!スタンプを押…!!!

油断していた、あっという間に出国スタンプをパスポートに押されてしまった…。

イスラエルのスタンプをパスポートに押されると、他のアラブ諸国に入国できないという現在。
イランにも、レバノンにもこのパスポートでは行けなくなりました(泣)。

気を取り直して…
アナさんはそこからワディラムへの直通タクシーを手配していたのでそこで別れ、
シュウさんとアカバにタクシーで向かう。国境からアカバへの公共交通機関がないのが残念。
まあ、あんまりこのルート、徒歩で越えるって人がいないよね、日本人をはじめバックパッカーは多いだろうけど。

このアカバ、リゾート地として有名で、免税地区なだけに、酒もタバコも安い。
タバコは1箱200円くらいで買えるし、酒もビールは500ml缶で200円くらい。
シュウさんと1杯やってからその日を終えました。
チーズナンのようなものが美味しかった
60円くらい

シュウさんとレストラン店員

アカバの反対側に見えるのが、イスラエル領のエイラット

シュウさんとアラブの子達

このシュウさん、退職されて若かりし頃と変わらずバックパッカーで世界を歩き回る方。
1970年代に世界一周をされていたときの話が楽しく、ついつい一緒にいたくなり、
アンマンで1週間くらい共に過ごすことにさせてもらいました。
昔のアフガニスタン・パキスタンの話や1ドル300円だった時代の話には楽しませてもらいました。
旅自体で変わったことありますか?と聞いたところ、情報の仕入れ方が変わったって。
当時は、反対側から来た旅人から、「どこどこ通れますかね?」とか「どこどこの国のどこがどうでした?」とか
そんな情報交換の仕方だったけど、いまや詳細なガイドブックもあれば、インターネットもある。
そうなんです、いまは人と話さなくても旅ができる時代…。
ツアーじゃない旅って簡単にできるんです。まあ、簡単とは言い切れないけど。
そこが一番変わったと言っていました。


そんなこんなで、次の日、シュウさんはワディラムへ、私はペトラへ向かいました。

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