「ここメデジンには日本人に関係があるものがたくさんあるんだ」と紹介してくれたのがここ。
ビブリオテカ・ベレンです。
メデジン市内のベレン地区にある図書館です。
ここは、2008年に東京大学の内藤教授をはじめ研究生の尽力により
建てられた図書館だと聞きました。
ですから、建物の様子も日本的な部分を感じました。
雨が瓦から落ちる様子が素敵でした。
その中に、日本の部屋があり、日本の書物が多く置いてありました。
私が行った木曜日の午後、たまたま映画会を開いていました。
日本の映画を地元の人々に公開していたのです。
なんと「たそがれ清兵衛」のスペイン語字幕版でした。
見ていてなんだかうれしくて。
ここは図書館施設内にあるテアトロです。劇場といったところでしょうか。
この劇場で行われるイベントは無料だそうです。
税金で運営をしているということでした。わたくし土曜日に再び訪れたときに
日本のアニメをここで見ました。
ワンピースが好きという方が多かったです、うれしくてうれしくて。
税金でという話を出しましたので、メデジンの社会の様子、街の様子を次回お伝えします。
少しだけお話を聞く機会をいただきました。
その日の夜、メデジン市内にある大人のための学校の授業を見させてもらいました。
日本語科があり、そこでは日本語の授業が行われていました。
元JICA職員で、現在メデジン在住、ここで指導しているかおり先生です。
お宅でカレーライスもいただいてしまいました。
コロンビアの学生さんたちに丁寧な授業を、そして愛情溢れる方です。
メデジンについていろいろ聞くことができました。
コロンビア人の恋愛事情、メデジンでの生活、日本語を学ぶ学生について、
日本について、家族について、たくさん話すことができました。
日本語を学ぶ学生さんたちは、18歳以上の方々でしたが、
発音がきれいで、会話がスムーズに運ぶくらい運用能力が高い方々でした。
このときは「もし・・・なら」という構文を学習していました。
難しいですよね、日本語を分かるように教えるって。
まさか、メデジンという街で、これだけ「日本」に接することができるとは思いませんでした。
これも、パナマのプエルトリンドでKENさんという日本人にお会いしなかったら、
Vicenteさんに会いに行かなかったら、見ることのなかった現実です。
通り過ぎていた現実です。
メデジンという街で その3に続く・・・
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