ロンドンに来たのだから、自治領とは言え、マン島の紙幣を両替できると思っていた。
マン島は独自の紙幣を使っていて、島内で使用し尽くすべきだったが、
10ポンドだけ残ってしまった。
10ポンドはだいたい今1750円…。けっこう旅人にはでかいのだ。
このマン島紙幣が、ロンドンのどこの銀行でも交換ができなかったのだ。
自治領とはいえ、イギリスの一部だとおれは考えているから、銀行ぐらいは受け入れてくれるだろうと踏んでいた。
しかし、どこの銀行も、そして、どこの両替所も受け付けてくれなかった。
「マン島の紙幣?!ノーだ、ノー!」というように。
1750円のために、
いや、されど1750円のために、半日走り回ったわけです、ロンドンを。
まさに、金に踊らされたわけで、
自分で歩きながら、操られていることを腹立たしく思った。
一日の終わりに、教会で懺悔をしたわけだけど、
少しはイライラしている自分をなだめることができているだろうか…。
ちなみに、イライラをおさめるために、イギリスでは牛乳を飲むことにしている。
なにせ安い。スーパーで買うと、コーラは500mlが1.29£(220円)に対し、
牛乳は49ペンス、70円だ。
経済ってそうかんたんなものじゃないってわかっているけど、
生活に密着したものであってほしいって思うのね。
スコットランドの独立のこともあるけど、ポンドはこんなに強いわけない!!!!
物価が高い。
地下鉄の移動が、わずかな距離であっても、4.9ポンド、800円強・・・。
バスであっても250円・・・。
そして私は、地下鉄のパスをTop-up、金額補充をしようと、
イギリスの紙幣10ポンドを入れ補充をしたつもりが、
下車後に補充できていないことに気づき・・・
1750円が何もせずに吹き飛んでいきました。
10ポンドに踊らされた一日でした。
ああ、ロンドン。
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