2014年6月19日木曜日

カミーノ 20日目・21日目


あと100kmを切りました(じつはもう20kmを切ってます)。
この日ものんびりした朝もやの中、バルバデロという村から歩き始めたわけですが、
ふくよかな体格の女性がなにやら、板とペンをもって前から歩いてきます。
署名だなと思い、読みすすめたところ、彼女は口がきけないらしい。
そして、前に署名した人はこの彼女に20ユーロも払っているみたい。
しかし、ちらっと読んだだけでは、主旨を理解できないのと告げお金を払えない仕草をすると、
ファックユーの指を立てて次の巡礼者に向かっていった。

寄付金って、「気持ち」だよなあと思いながらいらっとしたが、
まあ天罰は与えられるだろうと思いながら歩き進める。(いや、もう下っているのかもしれない?)
 キリスト教の考えからすると、富んでいる者は貧しき者に財産を分け与えるとあるが、
おれはまだそこには一歩踏み込めないでいる。
まあ、今回の場合、貧しいのかどうか証明もできないしね。
お金を出さないからといってファックユーしちゃうってことは、心が荒んでいる者だろうから貧しいのかもしれないけど。
巡礼につけこんでのそういうものだとしたら、んー・・・と思ってしまう。
村の中に霧が

この20日目は、泊まった宿も、近くにあったBarも自分にとってはよくなく、
Barにいたっては「チーノが来たよ」と聞こえちゃったもんだから、げんなり。
心で思っても言うなよ!と思うのだが、そういうことを言う人はどこでもいる。
他の巡礼客とも揉めていたので、きっとその人自身に何か問題があるのだろう。



 カミーノ 21日目
朝歩いていたら、スペインのサラゴサ出身のアントニオと歩くことになった。
「なかなかスペイン語話せる外国人がいないから、楽しいよ」と言ってくれ、結局1日一緒にいた。



 途中で出会った、スペインの西部出身のホセ、南部出身のケコとマリア、そしてイゴールの6人で
今日の目的地の町まで向かった。
歩くスピードはそれぞれだから、到着後Barに行くことにした。
 こんなところも通り・・・
 今日のBarは盛大にプルペリア!!!
みんなで写真を撮ってるが、
そんなみんなをおれが撮る
 プルペリアは、タコ専門店!茹でたタコにオリーブオイルと少しのピカンテ(辛味)。
 スペイン西部の代表的なスープも食べ、

街で有名なプルペリアだったみたいで、味も納得の味でした。

この地方は、タコがうまい。

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