この日は悲惨な出来事で始まり、幸いな時間で終わった素敵な日だった。
朝起きて、霧の中を歩いていたら、道に迷いました。
1時間弱歩いたところで、住民らしき人に「この道、カミーノではないよ」と言われ、
「この先にバールがあるから、そこを曲がると元の道へ戻る近道になるよ」と言われた。
ちょうど前を歩いていた、同じく道を間違えた2人に声をかけ、一緒に歩こうと提案。
彼らは、デンマークから来た初老の男性たち。一人は、船乗りで、有名な船会社のキャプテン。
横浜や神戸に、なんと1970年代に訪れたことを今でも忘れない方。
そんな二人と、元の道に戻るべく、歩き始めた。
意外にもすぐに元のルートに戻ることができ、その後も一緒に、
今日の到達点であるBurgosブルゴスまで来ることができた。
ブルゴスの大聖堂はその大きさで有名 ゴシック建築で、ヨーロッパの中でも有数の大きさだという |
その豪華さや荘厳さは、教会の威光を人々に知らせるには十分 |
彫刻の一つ一つが、なんというか、綺麗というか、細かいというか |
大聖堂の背後 |
彼らは少し休むといい、私はプールを目指して歩き始めました。
このプールもなかなかナイスで、4.2ユーロ(約600円)で泳げ、快適。
外の庭では、トップレスのレディー達がたくさん寝そべっていた!
カトリックの国なのに、ずいぶんオープンだなと思ったが、
というわけで、タッチする毎に、外を覗いていた(笑)
すぐにアルベルゲ(巡礼者の宿泊施設、この街は5ユーロ!!だいたい700円)に戻り、
二人と合流し、Barへ。
これがタパス、ひとつ1ユーロくらいで売られている |
ジェンツとアントン |
イベリコ豚が吊るされている |
そこでたらふくタパスを食べ、二人とはたくさん話した。
これからの旅のこと、家族のこと、兄弟のこと、仕事のこと・・・
時間はあっという間に過ぎ、少しカテドラルの周りを散歩して、別れた。
本当に素敵な出会いで、まだまだ一緒に歩きたいと思う二人だったが、
二人は明後日、ここブルゴスからデンマークに帰るという。
おれがデンマークに行く機会があるだろうか・・・。
素敵な、すてきな1日だった。
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