ヴィエコは、40代の中年だが、世界中を旅して、旅している最中に仕事して、
株もして儲け、生活をしている身。
ヴィエコの明るく壁をもたない性格のおかげで、とても話しやすく、
お互い英語圏じゃないことも話しやすさの要素に加わり、毎晩12時くらいまで二人で話をしていた。
彼はここドゥブロブニクで職を探し中ということで、いま建設現場に申し込みをしているんだけど、
今までここらへんのホテルで繁忙期に働いたり、映像関係の撮影に参加したり、ワインの収穫を手伝ったりしているので
とにかくこの街で顔が広い。
そんなヴィエコに街をたくさん案内してもらっていた。
クロアチアも、以前は旧ユーゴスラビア圏で、離れる際には戦った。
昔からクロアチアは肥沃な大地、海を持つ要衝として栄えてきたし、
それゆえ大帝国との関係もうまくやったり争ったり侵略されたりしてきた。
その跡が、街に見られる。砲台であったり、城壁であったり。
最近のユーゴスラビアの戦乱では、この街も舞台になった。
いまはこうして観光客でにぎわっている通りも、20年前はこう↑だった。
これ、漁船を改造しただけだよね?笑 |
私のほうが先に街を離れることになったけど、最後の最後まで見送りしてくれたことがとても印象的だったし嬉しかった。
0 件のコメント:
コメントを投稿