商業上の首都カサブランカから電車で1時間、ラバトに到着。
カサブランカがにぎやかなのに比べると、ラバトの落ち着いた感じがおもしろい。
同宿のキーウィー女性ラウラと一緒に行ったのだが、
母と同い年、彼女の息子とおれが同い年ということもあり、なんだか気が合った。
ラバトのカスバ(旧市街)は、青色の壁に覆われていた。
ここでゆっくり歩いていたところ、地元の若者がいきなり案内しだした。
プロじゃなく、歴史等の情報もなにも教えてくれない人に、お金を払うのがいやなのだ。
案の定、ただの道案内をしただけだし、二人共フランス語あまりわからないのにフランス語で話すし、
「君はおれらのガイドじゃないからおれは払う気はないよ」と告げると、なぜだ?といジェスチャー。
仕方なく、ラウラが10ディルハム払って、彼は去っていった。
モロッコ、こういうパターンが非常に多い。
先日も、マラケシュで、「アカスリはいいからね、お金払わないよ!」とあらかじめ断って入ったハマムで、「サービスでやってあげるから」と言われ、手を引っ張られ、サービスという言葉につられてアカスリしてもらっていたら、出るときになって「おれはちゃんと働いたろ?」というわけで、お金を請求してきた。そんなときは大抵言い合いになる。「おれは最初に断ったろ?」「いいやでもおれはちゃんと君に対して働いた。」の繰り返し。
大抵嫌な雰囲気で去っていく。おれが頑固に断ればいいだけの話なんだけどさ。
なんか、自分の中でラインがあって、とても主観的なものだけど、感動したことや満足したことには対価としてサービスするけど、
そうでなく要求してくるチップに対しては、納得がいかない限りあげないことにしているんだよね。
なんか、二人共すっきりしないまま、引き続き歩く。
川をはさんで反対側にも町が広がっている |
フランスからの独立を果たしたのは彼の功績。1961年に没。
霊廟を守る衛兵。この霊廟周辺を含め、衛兵の数は15人以上いたなあ。
これが霊廟、内部写真撮影可!めずらしい! |
肝心の墓を撮り忘れたが、門越しの衛兵を一枚。
壁にはコーランの一節 |
この柱は、以前上に屋根があって、覆われていたみたい その以前の姿を見てみたかったものだ |
その後、考古学博物館などを巡り、カサブランカへと帰る。
ちなみに電車はカサブランカ⇔ラバト往復で70ディルハム。
今日はユースホステルに泊まっている全員で、ラマダンブレックファースト。
ハシムくん(左)がていねいにブレックファーストの説明をしてくれました。
写真の真ん中に写っているのは、中国人のアリシャちゃん。
中国人単独旅行者も珍しいが、女性ひとり旅はなお珍しい。
彼女は、女性のモロッコ一人旅について、とても困っていた。
とにかくモロッコの男性に声をかけられるというのでいやだという。
ハシムくんいわく、
「国民男性はきっとこの国を愛しているのだけど、他の国籍が欲しいのも事実だと思う。結婚して国籍を手にすることで、ビジネスを始め、いろいろなチャンスが巡ってくるって考えているからだ。」って。
そうしたら、アリシャちゃん、
「中国の国籍をもらってもねえ(笑)」って言ってた。ははは。
ラバト
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削除大石芽依
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