2014年7月3日木曜日

ラマダーンに入ってます その2

このラマダーンの時期に、ここにいられるのが幸か不幸か・・・
旅行者にとっては、貴重な経験となるこのラマダーンだが、カフェやレストランがまったく開いてないのが、ちょっとつらい。

そんなこんなで「ラマダーンに入ってます その2」です。
私もモロッコに入って、いろいろな人に聞いてわかったこともたくさんあり、
日没から日の出までの時間帯に飲食やタバコ等をとっておいて、その後とらないというのは知っていたが、免除者がいるのだという。
いま宿でたまたま知り合ったサウジアラビア出身の人は、モロッコへの旅行中であるので免除。(旅行者の免除)また、風邪を引いている者、妊娠者、子ども等も免除されているという。

別にモロッコでは、外で外国人が外食していても、そんなにとやかく周りからは言われないが、
国によっては、厳しく罰せられるところもあるという。(宗教の習慣を尊重していないという理由から)
 ラマダーンとは関係ないけど、礼拝の時間になると、街からだいたい人がいなくなります。
 モスクへ行って礼拝する人が大半だけど、こうして公園などでメッカ(サウジアラビア)に向かって礼拝する人たちもいる。
 これが夜7時半過ぎのカサブランカの街の中心部の様子。
この時間からだいたい1時間くらい、家やレストランや喫茶店で皆食事します。
 そして、これが夜9時すぎのカサブランカの街の中心部の様子。
だいたい夜中の1時くらいまでガヤガヤしています。
ラマダーンの朝食、イフタール。
夜の7時半を過ぎると、家やレストランで、朝食(!!)が提供される。もちろんお金を支払う。
店によって違うけど、だいたい15~30ディルハム(200円~400円くらい)。
このラマダンブレックファストを食べるために、みな街中から上の写真のように消えるわけです。

今日一緒に食べたモロッコ人のハシムくんは、この朝食をゆっくり、大切そうにお腹をさすりながら食べていました。

店や家によって内容は違うし、日によって違うのかもしれないけど、
ゆで卵と超甘いお菓子、種付きの果物(ナツメグっつーの?)そしてスープは欠かせない内容。
今日食べたところは、牛乳みたいなヨーグルト、チーズ、フルーツジュース、ナンみたいなパンがついてました。
そうそう、たまたまそのハシムくんと話してたときに、目の前を背中が大きく開けている女性観光客が歩いていたのね、そしたら、「ああいう女性をじっと見ることもラマダーン中はだめで、その日がやり直しになるんだ。」という。

実に興味深い。

ちなみに、朝食は英語でBreakfastですが、
Fastには断食の意味があるみたいで、それを「破る」ことからBreakfastというみたい。
夜食べるのに、朝食・・・なんだか自分でも言っていてよくわからなくなってきたので、今日はここまで。

んー、実に興味深い。

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