コソボのプリズレンから1日1本しかない9時発のバスで、
マケドニアの首都スコピエに4時間かけて到着。
タイトルに「比較的」と書いたのは、コソボでの激しい嘲笑の直後だからだろう。
ここマケドニアの首都スコピエでも
「アチョー!」とか言いながらおれの目の前でカンフーの真似事をされると正直つらい。
まず第一に、カンフーは、日本の国技でも何でもない。
そして、初対面であなたを知りません状態で、
いきなり「アチョー」と言われても「あなたはバカですか?」しか返せない。
疲れるんですよ・・・、こういうやりとりは意外と。
しかし、いい人もいた、間違いなくコソボよりは多い。
川沿いの書店で本を売っているおじさんに呼びかけられて、
結構その人英語がうまくて少し話したんだけど、
コソボのことを話したら「We are the same PEOPLE. People are same.」と言ってくれた。
そうなんだよ、おれが言いたいのはそれなんだよ!
セルビアでもそう言ってくれた人がいたのを思い出した。
少し写真を載せますね。
橋の上には、この国出身の著名人の像が並んでいる |
川に飛び込む女性の像 |
宗教指導者の像のよう |
町自体はまあそこそこ綺麗で、やたら大きな像が多い。
そして建物自体も大きいし、何より国旗が町中に目立つように掲げられている。
政府関係の建物だろうけど、国旗を立てすぎでしょ笑 |
人々と話していて時々ほとばしるように出てくる「愛国心」。
アレクサンダー大王が治めていたマケドニアという意識が強いからだろうか。
町の博物館では、写真は撮れなかったものの、
なんとイタリアのラヴェンナのモザイクの複製が展示されていた。
たった1か月前に見たモザイク画がここでも見られるとは。
ローマ帝国支配下時代の貨幣も多数展示されており、
ほかの時代(オスマン朝支配下、ビザンチン帝国支配下等)と比べても
ローマ帝国支配下であるときに鋳造された貨幣の質が断然良いと分かる。
今まで訪れた世界のどの博物館よりも多くの貨幣があったけど、
なんでこんなに莫大な量を集められたのか聞いたら
この地方は他の地域と比べて、町の破壊を免れ、放置されたことが多かったそうな。
だから、発掘されるものの質が良かったり、量が多かったりするみたい。
コソボの後に訪れたもんだから、だいたい全てにおいて良く思える。
残念ながらここマケドニアも滞在時間20時間(笑)。
次なる国はブルガリア。
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