ソフィアは首都だけあって、住宅街が広がる大きな街という印象をもった。
ブルガリア正教の聖堂があるので、入ってみたが、
モスクの雰囲気と教会の雰囲気が混在するような、そんな施設だった。
地下にはイコン展示室みたいなものがあった。
この街にも、ミマール・シナンの建築物があり、訪れてみた。
中にも入れたのだが、いたって普通のモスク。
さて、ソフィアからバスで2時間半くらいのところに、リラの僧院がある。
ルーマニアには行かないつもりだったので、ここで「僧院」というものをどうしても見ておきたかった。
宿で知り合ったフアンバティスタというアルゼンチンから来たおじさんと一緒に行動。
彼は、大昔、40年くらい前だと本人は言っていたが、
ボカジュニアで選手として活躍していたそうで、日本にも試合で4回ほど訪れたことがあるという。
本当に気さくな方で、誰にでも話しかけちゃう人だった。
紅葉が始まりだした山道をとことこと進むバス。
空気が街より冷たく、静かな山の中に僧院があった。
僧院の外壁には、新約聖書の内容が描かれていたが、
色の鮮やかさが印象的だった。
この僧院は、876年に生まれた聖ヨハネという、正教全体が崇める僧が住み着いた場所。
この聖人は、近くの山の中に12年籠り、悪魔からの誘惑を拒み、神にその身を捧げた、と解説に書かれていた。
帰りのバスまで2時間という滞在時間だったが、それがまたちょうど良い時間。
次の日には、フアンバティスタと別れ、プロブディフという町に向かった。
プロブディフは、特に観光というわけではなく、トルコへ行く道中、どこか寄れる場所はないか考えて選んだ町。
宿を探し歩いていたら、思いがけず、町の中心広場から、
ペルーの民族音楽が聞こえてきた。
3人組で演奏をしたり、ペルーの装飾品を売ってたりしていた。
地元の人たちは、周りで彼らを眺めているだけで、あまり積極的に買い物をしていないようだ。
演奏を終えたところで話しかけたところ、一人はブルガリア在住で、他の二人は近隣諸国に在住。
3人揃って、東欧の国々を巡り、ペルーの文化を伝えるために、自分たちのCDを売っているとのこと。
この日は、このあとスペイン人にもあってカフェで話したりもしてたから、朝から晩までスペイン語で過ごしていたのね。
本当に残念なことに、スペイン語が話せなくなっている・・・
また時間をかけて勉強するつもりではいるけど、抜けていくものは簡単に抜けていくなあ。
少しプロブディフの町を載せます。
おもしろい標識発見 |
コーヒーの自販機が町のいたるところにあったのが印象的 |
プロブディフの歴史的な町並みが残る地区 |
いまでも使用されているローマ劇場 |
実はこの地下にも、遺跡があった |
村上春樹さんの作品が大々的に出されていたけど、 日本では既に発売されている? |
中央通りみたいなところ |
ブログがたまりすぎて、ぜんぜん追いつかない(笑)。
現在地は、トルコのカッパドキア。次のブログの掲載地は、トルコのエディルネ。
いよいよトルコに入ります。
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