「人がいい」という話を前回持ち出しましたが、今回もそのネタ。
今回、文字だけでいきます。
大会前の最終練習として、リスボンのプールを探していたのですが、
2ユーロで1時間泳げるところを見つけて喜びました。なにせ、安い!
今まで10ユーロを超えるようなところでも泳いでたものだから、それだけで
「リスボンで練習をすべきだったなあ」と後悔。
まあいいや。
隣のコースを小中学生くらいの子達がコーチか学校の先生と一緒に練習しに来ていて、
声を「かけてくれた」。
(まずこの時点で珍しい。)
とてもOpen-mindな子だからこそ、声をかけてくれる。これが非常に嬉しかった。
ある子が「25の競争をしよう!」といきなり話を切り出したのだ。
その子の目を見ていて、偏見のない、純粋な目だと一瞬で感じました。
その子とも、コーチともがっつりレースし、もちろん真剣に泳ぎました。
終わったあとにはがっつり握手して、「いい選手だね」とお褒めの言葉もいただきました、ありがとうございます(笑)。
全然練習できてないんだけど、この時間がなんか心に栄養を与えてくれたんだ。
泳ぎ終わったあと、コーチが仕事や生活のことを聞いてくれて、おれが旅のことを話したら、
子ども達に、「いいか、これがいい人生っていうんだ。」と言ってくれた。
久しぶりに、なんか自分の人生をがっつり肯定してくれる人がいて、涙が出そうになった。
「ポルトガルは、こういう子どもたちみたい、明るく話しかけてくれたり、いい人が多い気がするな。」
って言ったら、
「今はこれでも少なくなったほうだよ。90年代はもっと人々が笑っていたんだ。」って。
意外な一言だった。
こういうポルトガルの人たちの温かさは、ブラジルの人たちの温かさと全く同じ。
ポルトガル語圏って、こうなのかなって思ってたけど、
(一部いい人はいたけど)ちがった、モザンビケ・・・(笑)。
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