400m個人メドレーでは、乳がんを克服し、マスターズを再開し、 レースに復帰した方が泳いでいて、放送担当の人が気を効かせてみんなの応援を集めていました。 そして感動することに、その組全員が、ピンク色のスイミングキャップをつけてレースしてたこと。 たとえ、違うチームの人であっても。 こういうところ、大好きです。 |
といっても、実はもう大会を終え、一人ロングビーチの空港でこれを書いてるのですが、
アメリカにいるあいだは全て、文字通り「全て」マイクにいろいろしてもらっていたので、
寂しくて仕方ありません。これからボストンに向かいます。
さて、話を元に戻して、大会初日。
1500mに挑戦しました。昨年も同じ種目を同じ場所で泳いでいます。
そのときは目標を20分切りにし、結果は20分45秒だったので、今年はなんとか20分を切ってみたいと思い、エントリー。
今年も目標は「20分を切ること=100mを1分20秒ペース」です。
今回も、マイクがボードを用意し、ターンごとに回数を数えてくれました。
「いいか大輔、ペースが速すぎたらボードをプールの底に沈めておく。ペースが1分20秒だったら真ん中らへんにし、ペースが遅すぎたらこのボードを揺するからな!」という、昨年と似たような作戦を立てた。
昨年の反省は最初の200までを力入れてしまったので、今回は終始力を抜いて泳ぐことにした。
スタート。
これでもかってくらいゆっくり泳ぐ。
終始リラックスして泳げたものの、1100mくらいから1400mくらいまでが正念場だった。
その距離の時には「止まってしまおうか・・・」とか「バックに切り替えたいなあ・・・」などを思いながら泳いでいた。ちょうどそのときに、左側の呼吸しかしてないものだから、左腰が痛み出していた。
しかし、今年の大収穫は、マイクが出すボードの数字を5,7,9・・・27までしっかりと記憶に残しながら泳げた!脳もしっかりと働いていてということでしょうか。
最後の100もきつく、こりゃ200フリーよりもきついわと思いながらタッチ。
タイムは、
19分54秒92(ベスト-54秒!)
やりました、目標の20分を越えられました。
スペインでの練習2週間と、結構きつきつな日程の大会を2発こなしたからでしょうか、
昨年よりも体力がついてます、確実に(笑)
100mごとのタイムを載せておこう。500から1000くらいまでのタイムが19秒台。
我ながら見事だ(笑)
1:13.37 1.19.73 1.20.16 1.20.45 1.20.34
1.19.76 1.19.35 1.19.49 1.19.54 1.20.09
1.21.20 1.21.89 1.22.30 1.20.12 1.16.72
19.54.92
炎天下の中、この日マイクは、チームメンバー3人合計1時間以上もサポートしてくれました。
本当に、このキャプテンは、人のために尽くす人で、誰よりも大声でみんなのことを応援します。
おれは、君と離れてとても寂しいよ。
次回は、大会2日目。
この2日目がきつかった・・・
大ちゃん
返信削除素晴らしいこと教えていただきありがとうございます
こちらでも「ピンクリボンリレーウオーク」と言って乳がん患者や応援する人たちが24時間リレーをしながら
歩くイベントもあります。がん克服した人を外国では「サバイバー」(生還者?)と呼んでいると聞きました。
乳がんになっても以前の自分を取り戻し、治療をしながらでも普通の生活をしている人が、また応援している人がたくさんいること知っていてください。
おれもあの会場で、彼女の強さを見ることができ、感動しました。
削除病気から克服したあと、周りが応援できる環境って素晴らしいなと思いました。