似たような良い体験ができていることに、何にもまして、チームのメンバーに感謝。
チームのメンバーがここまでしてくれるから、おれが参加できるのであって、
自分の力でここまでこれたなんて全然思ってない・・・。
結局、この日が一番盛り上がるだろうなとは思っていたけど、
まだまだ大会後半2日が残ってる。明日もがんばらねば。
今日の記事は興奮冷めやらぬうちに書いてるから長いですよ(笑)
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では、朝から。
今日はリレーDayだと張り切って、会場に向かう。
チームとしては合計4つのリレーに出場。おれが出るのは後半の2つ。
会場に着くと、そろそろ1発目のMixed Medley Relay(男女混合メドレーリレー)。
惜しくも、メダル(3位以内)を逃した。
しかし、続くMixed Free Relayでは、なんと2位!
世界で2位です、この人たち。平均年齢50歳で200mを1分50秒切ります(笑)。
こっちも嬉しくなってきたところで、いよいよ自分のリレーです。
(長いですよ笑)
ここからがハプニングだらけ。
次のレースまで2時間半あるから、一旦それぞれ自分のホテルやホステルに戻ることにしたんです。
おれは、ちょっと距離あるから自分の滞在しているホステルでは、30分くらいしかいられなかったけど、それでも昼食を済ませることはできたんだ。
で、走って会場に向かい、体を温めることができたのね。
招集所に行くと、あれ、まだ誰もチームのメンバーがいない・・・。
おれのコミュニケーション不足で、棄権することにしたんだっけかな?とか思いながら、
アッププールで更に体を温める。
いよいよ自分たちの番号が呼ばれ、でも、まだ来ない。
んー、どうしたもんかなと思っていたところ、血相を変えて飛んできた他のメンバー。
聞けば「電車を一本逃した!」という。
そして、電車降りてから5分間全力ダッシュしてきたという(笑)
あの慌てた顔は、ここ1,2年で初めて見た・・・
(ちなみに、16組目だったのだが、1組目が呼ばれた時にはまだホテルにいたらしい・・・笑)
とにかく招集には間に合い、レースへ向かう。4×50mフリーリレーです。
おれはアンカー。
それぞれ、25秒台でまとめてきている。1分44秒は切りたい・・・。
隣も迫ってきているので、引き継ぎで離したいところ。
ギリギリのタイミングでスタート。(+0.09で引き継ぎ、+0.01だと失格DQ)
ああ、泳ぎが焦ってる・・・と思いながら、
ああ、キックを打ち忘れてた・・・と思いながら、
呼吸は1回で行けた。
タッチが大切、ここ決めたい!
左のタッチが流れると判断して、即座に右をもう一回伸ばす。
電光掲示板のタイムは見れたし「Good Swim!」というメンバーの声も聞こえた。
1分43秒0は、悪くないタイムだった。
ああああ、4位か・・・。
リレーは3位までしかメダルはもらえない。
まだ正式結果はみてないけど、一つ上の順位のチームとは僅差だったと思う。
(おれの気持ちとしては)自分のタイムがもう少し早ければ?
(他のメンバーの気持ちとしては)駅から会場までダッシュしてなければ体力があったのに・・・
などと、いろいろ思うところがあっただろう。
それぞれ複雑(だっただろう)な思いを抱えて、ダウンし、着替えを終え、次のレースの準備にかかる。
次は男子メドレーリレーだ。
と思い待っていると、放送が。
男子のフリーリレーの表彰を始めるという。
表彰台に立ちたかったなあという思いを抱きつつ、上のチームがDQ(ディスクウォリファイ、失格)になってないかなというしょうもない思いも抱いて、そして口に出していた。
「ねえ、どこかのチームがDQになってないかなあ?」って。
「そりゃ実際ありえないだろ・・・」とキャプテンのマイケルが行った時に、
「・・・, the third place, Conejo Valley Multiplesports Masters, Michael・・・and Daisuke ITO!」
という自分達の名前が呼ばれた!
みんな目を丸くして、急いで表彰台に向かい、
みんなで「何かの間違えじゃないの?失格したの?」と口々に。
なんと、3位に繰り上がることができたのです。
なんという幸運・・・!
こんな嬉しい瞬間は久しくなかった。身震いするほど、嬉しかったな。
ちなみにタイムは、引き継ぎで、25秒86・・・(引継ぎでだったら5秒前半は出したかったところ)
興奮がずっと冷めない。
そして、あとで結果をWebで見てみたら、4位との差は、0.02秒!
ああ、あのとき、最後のもうひとかきしてよかった、と思った。
引き継ぎの速さも、ちょっと冒険してみてよかった。自分の感覚ってのを信じてたんだよね。
自分の泳ぐタイムはみんなより遅いけど、そういう細かい部分をみんなは褒めてくれる。
「ダイスケ、お前のタッチは見事だった」とか
「この引継ぎは神がかってる」とか。
年齢が上なみんなだけど、そういうところが優しいんだよね。
これはMixed Free Relayの写真 表彰台の写真はまだ友人が持っている・・・ |
本日最後のリレーは、男子メドレーリレー。
バックを泳ぐ私は第一泳者。29秒5を出したいといきまいていたところ、
スタートは深く潜りすぎる、コース間をくねくね曲がって泳ぐ、
壁に一回、コースロープに2回手を引っ掛けストップをかける・・・
という大失態の末、31秒1という、目を疑うようなタイムで終了。
このタイム、ボリビアの高地で大会に出た時よりもはるかに遅い・・・
・・・次回に期待。
夜はまたまた飲み会だったんだけど、
フリーリレー前のハプニングから「レース間隔短い時には帰ってはいけない」という教訓を皆で確認し合ったり(笑)、
フリーリレーの表彰時のびっくりハプニングの話になったり、
今日もとても大きな日で、素敵な夜を迎え、1日を締めくくりました。
体がプロテインを欲していたので、肉をしこたま胃に流し込み、体力の回復を期待。
次は、100バック。
ベストを出せば10位圏内(泣)。
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