2013年11月26日火曜日

サンタクルスの水泳チームとのお別れ

実際、このお別れは、「彼らが成長したときにまた会えるのだろうか…」と思ってしまいました。
合言葉のように最近言っていたのが、「2020年、東京で君たちを待ってるから。」です。
これが全員ではないのですが、いまアメリカやペルーに練習場所を移している子もいます。
そうやって、外に出て自分を高めていくという決心に感服しています。まだ若いのに、すごい。
彼らとの練習は、6月頃に始まりました。スペイン語が十分でないので、皆英語を使ってくれます。
高校生、大学生の彼らは、しばらく会わないと体がぐっと大きくなっています。
なんだか、そんな様子を見ていて、ほほえましくなりました。
隣のブルーノは17歳にして190cm、うらやましい。

最後の練習は、とってーもきつく、思い出に残る練習でした(笑)
1600mのアップを終えると、3000mを1本というのが待っていました。
今のおれのスピードだと、1時間かかります(笑)
でも、楽しかった。泳いでいて笑っちゃうくらい楽しかった。
若い子達には50mプールなのに、3周差をつけられました、ははは。うれしくなっちゃいました。
練習終わってから、特に仲の良いメンバーで、チュラスケリアに行って送別会をしてくれました。
チュラスケリア、焼肉屋ですが、サンタクルスで有名なのが
ここ「Casa del Camba」カーサデルカンバ。腹がはちきれるばかりに食べました。
そして、若い子達に、「大輔は出さないで!」とおごられるワタクシ…。
これふと思ったのですが、「おもてなし」の心なんだと思う。日本だけがもつものではないのです。
こういう心をもつ若者、上を常に目指し続けている若者を見ていて、本当に嬉しくなりました。
 
コーチのエルナンからは、チーム名が入ったTシャツと・・・

サンタクルス州の色のジャージ
 
・・・・いつもこうなんだけど、「お世話になったのこっちじゃん!!!!!」
 
7月にボリビアの大会に出て以来、なんか彼らにできないかなあと考えていて、
結局おれにできることって、「外の世界に挑戦しな、ボリビアに留まらないで!」って、
それしか言うことができなかったな。
そして、お別れの言葉でも言ったんだけど、こういう若者がボリビアにいて本当に嬉しい。

 
コーチのエルナンも、こういう16,7歳の子たちを相手に、本当にうまくやってるなと感心しました。
お兄さんのようなかんじで接していたのが印象的でした。

ボリビアに留まって、一番の収穫は、
こういう若者たちに出会えたことだと分かりました。


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