2013年5月31日金曜日

アメーバが動いている気がする

※今回は、寄生虫の話なので、見るのを控えたい方は、御遠慮ください。


さて、アメーバ顛末なのですが・・・
【1日目】
なんか調子悪いなあと思ったのが、土曜日の午後夕飯を食べてから。
いや、土曜日の街での練習を終えてから、ぐったり疲れたので昼寝をしたんです。
このころからだるかったんでしょう、寒気もしてました。

【2日目】
日曜日もそのだるさが抜けなくて、1日ビデオを見て過ごす。

【3日目】
家族の日発表会があったので、学校に行くも、胃と背中に疼痛があり、
胃の上部が傷むかんじ。午後になると、節々が痛み、「風邪かな」と思う。
その日は、子どもの誕生日会に行くものの、
風邪だと思っていたので「うつしちゃまずいから」と言って失礼してきた。
その前に、いられるような状態じゃなかったかな。熱があったな、きっと。
いただいた風邪薬を服用。

【4日目】
風邪薬の効果か、だるさは残るものの、熱は下がる。出勤するが、
体を少し動かすと、痛みが「動く」。体の中を何かが動く気がする・・・
が、あくまで「気」がするだけ。
仕事を抜け出し病院に行って診察を受け、検便の結果、アメーバと診断。
アメーバの薬を7日分もらう。
またその薬の直径が4cmもあるものだから、おもしろい。

【5日目】
2回服用して、昼間は調子いいのだけど、
夜になると熱っぽく、汗が大量に出る。
昼間の仕事は、問題なくできるが、運動はできない。走ると腹が痛い。

【6日目】
今日は学校が幸い休み。Corpus Christiという日。なんで休みかはわからない。
体が自然な状態に戻ったが、体重がかなり落ちていることに気づいた。
5kg減!わお!脂肪が見事に落ちてくれたんだったら助かるんだけど、
確実に筋肉が落ちているようだ。歩いていてなんかそう感じる。

というわけで、順調に回復中。ご心配おかけしています。
今後は薬を処方しつつ、アメーバが産む卵を倒して処置終了というかんじ。
がんばります。

2013年5月29日水曜日

家族の日というイベントが終わりました

元来、母の日である5月27日に、学校では、「家族の日」という名称でイベントを行いました。
家族を招待し、日ごろの学習の成果を見せるというものでした。
というわけで、私は1ヶ月前より南中ソーラン節を指導し始め、なんとか形にすることができました。
子ども達も努力をしていたのがわかるし、
ある程度達成感を感じたのではないかなと思っています。
 
前半は日語部の発表、後半は西語部の発表。
劇、演奏、演技、歌などを披露していました。









たぶんだけど、ボリビア南部のポトシ県の民族衣装かな・・

西語部の発表は興味深かったです。
特に、民族衣装を着ての発表はよかった。

そして、この日午前、妙に腹と背中が痛く、午後になって節々が痛み、
熱がぐっと上がった。風邪薬をいただき服用したところ、熱は下がったが
頭痛がする。

今日、皆に勧められて病院に行ったところ、
アメーバということで診断された。日本語でいうと、アメーバ赤痢。
流行っているらしい。しばらく、十二指腸に滞在中とのことで、薬を飲み続け
やっつけないとだめだという。
運動するとお腹が痛くなったり、頭が痛くなったりするので、
1週間は控えることにしました。

何が原因かわからないんだよなあ。
水は煮沸しているし、このあいだ行ったプールの水か?と思いながら。
全然働けるので、仕事はするけれども、運動ができないのがストレスだなあ。

2013年5月26日日曜日

ようやく見つけた室内プール

オキナワからタクシーで2時間のところにサンタクルスという街があります。
ここが大きな街なので、室内プールがあるとしたらここにあるだろうと思い、
いろいろな人に聞き、探していました。

先日、50mプールを発見し、のぞいてみたところ、
あるEntrenador(エントレナドール、指導者)に会い、練習会に誘ってもらいました。
渡りに船!ということで、土曜日の朝の練習会に出席。
1回の料金は30Bs.(だいたい450円)。土曜日は朝7時から9時までの2時間。
若手を中心に指導しているらしく、同じコースには、20歳くらいに見える13歳の少年。
練習後に自己紹介をしていて、年齢を言ったら「…ふーむ。」というような顔をしていた。
たぶんその13歳の子は、おれのことをちょっとお兄さんというようなかんじで
見ていたんだと思う。

さて、練習内容は、メドレーを中心にフォームを意識したドリルを混ぜながら、
最後はダイブ(飛び込んでのダッシュ)を50m-100m-50mと行い、
トータルで3500m。旅に出てから、3500も泳いだことなかったから、
疲労感が半端なく、2時間の帰途はなんとかしのいだものの、
家に帰ってからぐっすり・・・。

このプールがホームではなさそうだけど、毎週土曜日しか参加できないから
しばらくはこのエントレナドールにお世話になるんだろうな。
すぐに受け入れてくれたし、とてもいい人なので、全然構わないんだけど。

2013年5月25日土曜日

宿舎の周りで…

昨日はひどかった・・・。
宿舎の近くに、学校があるんだけど、そこで何かのイベントがあったらしい。
いや正確には、イベントがあるらしい、今週末。

前夜祭なのかなんなのかわからないけど、
昨夜は7時から花火や音楽が鳴り響き、家の窓が騒音で揺れるほど。
10時半まで花火は続き・・・

驚いたことに、朝6時に花火が始まった!
そして、午前中から、たぶん、だれか歌手グループを呼んでいるんだろうか、
演奏が始まり・・・
ありえない・・・。

2013年5月24日金曜日

今日は、家族の日学習発表会の予行

家族の日学習発表会が来週の月曜日と迫ってきました。
今日はリハーサルの日。午前中からお昼にかけて、日語部と西語部の出し物の
予行練習を行いました。
各学年がこっそり(?)練習してきたものを見る楽しみ・・。
幼稚園児から参加していたので、愛らしい動作もあったし、
高校生の立派な踊りもあったし、なかなかの予行の様子でした。
彼らの踊りを見るたびに感じるのですが、やっぱダンスうまいわ。
腰の使い方というかリズムの取り方というか、みんなうまいんだな。

そして特に感心したのが、1年生の日本語。授業をしていても感じるんだけど、
入学して4ヶ月、彼らの口から日本語が出始めてきて、会話が通じるようになってきた。
今日の劇も、はっきりとした発音で自分のセリフを言えていた子が多かったので、
練習がんばったんだろうなと感心していました。

南中ソーラン節も、流れも良く覚え、隊形移動もきれいだし、完成といったところでしょうか。
完成度を高めていくというのは、きりがないことだなと改めて感じたし、
どこで完成として、彼らをほめていくのか、落としどころというのでしょうか、
そういったことも子ども達から学んだような気がします。

あ、今週は明日も残っていた。

個人的な話だけど、ここボリビアでも泳ぐことができそうです。
先日サンタクルス(ここからタクシーで2時間)の街に行ったとき、
Piscina Olimpicaという、50mの大きなプールをのぞいたんです。
そうしたら、ボリビアの選手が練習をしていて、そこのコーチに話をしたら
練習を一緒にしてもいいって言ってくれたんです。
初練習が、土曜日の朝7時から9時まで。The朝練。
ということは、オキナワを朝5時に出ないといけないので、
こういう場合は、サンタクルスに泊まります。ひさしぶりに泳ぐぞ。

2013年5月22日水曜日

今日はフェリアの日

毎週火曜日は、1日中「市」がやっています。
野菜や果物を毎週そこで買うようにしています。
なんといっても、種類が豊富であることと安価(おれにとっては)で手に入るということが魅力。
今は、マンダリンの時期。そう、みかんです。
こちらは、暑いんですけども、冬なので、みかんが最盛期。
りんごもよくフェリアでは見かけます。パパイヤもありますかね。

12個で4ボリビアーノ。
だいたい今1ボリ、15円で計算しています。
円安が進んでいますね。

セボーヤ(たまねぎ)3つとサナオリア(にんじん)5本で4.5ボリ。
今日は4時間外で過ごしました。30度は越えています。ぐったりなので、もう寝ます。

そういえば!!!

ここに来てから初めてこんなに寒くなったという日がありました!
先週の木曜金曜に、なんと15度くらいまで下がりました。
子ども達は、ダウンを着ていたり、マフラーを巻いていたり。
さすがのわたしも、半そでではいられず、ジャージをはきました。
おもしろい天気なのですが、次の日土曜日には30度を越えました。

2013年5月21日火曜日

第2地域ヌエバ校の運動会

第1地域から車で30分、ヌエバ校の運動会に来賓として参加しました。
普段は、運営側で行う運動会、来賓席から見る運動会の様子は、
初めての体験だったもので、楽しませてもらいました。
それとともに、運営側の大変さを見ていて感じました。本当にお疲れ様でした。

ヌエバ校の運動会では、地域の方や、青年、婦人会の方々が参加する種目が
数多くあり、私も来賓競技にいくつか参加しました。

綱引きの競技、5本綱引きでした

リレーの競技
おもしろかったのは、運動会の最初に応援合戦があったのですが、
3色の各チームが、スペイン語、日本語、沖縄語(うちなーぐち)で応援合戦をしました。
それもおもしろいことに、踊りながら、歌いながらやっていたんです。
最後には、東京音頭も踊るという種目もあり、
なんだか、日本にいるような錯覚もおぼえました。

2013年5月18日土曜日

家族の日まであと5日

いよいよ、南中ソーラン節を指導する「家族の日」まで、あと5日(学校に来る日が)。
居残り特訓を経て、いちおう形になってきました。
彼ら、みんな努力家さん達で、自主的に居残り練習をする者もいれば、
「残るよ!」というと、いやな顔をするものの、真面目に取り組む者もいて、
努力がちゃんと結果に結びつくところがわかって、教えていて楽しい。

めまぐるしく変わっていく隊形も、今回の演技の素晴らしさの一つ。
少人数だからこそできることかもしれません。


今日は、半被(はっぴ)を着て、初めての舞台練習をしました。
本当は、丈の長い半被を着用するのが普通ですが、
あるものでやってしまおうと思い、今回は、地域の豊年祭で使用している
半被を使用します。
休憩中に、隣のGクラスのダンスを見ていました
このスタイルがお気に入りみたい。
みんな、だんだんと腰が低くなってきました。

 放課後には、書道のコンクールが近々あるので、その練習をしていました。
練習を始めた3週間前よりも確実に上手くなっていて、びっくり!!

2013年5月17日金曜日

昨日は夜遅くにある会合へ・・・&道徳の提案授業

昨日、バレーが終わったのは、夜10時。
その後連絡をいただき、ある会合に参加させてもらいました。
正式名称は忘れてしまったのですが、
オキナワ日系ビジネスの会のようなものでした。
参加者は、年配の方々で、
これからの日系人として、ボリビアでビジネスをしていく上で、
今課題になっていることやこれからしていきたいことの展望などを
語り合っていくという会でした。

私も参加させていただき、
・4ヶ月働いてみて感じたこと
・今見える日本とボリビアの学校の違い
・今見える日本の学校教育の課題
・今見えるこちらの学校の課題
のほか、なんのために旅をしているのかなどの話を聞いていただきました。

話すことで、自分の考えを、自分に納得させていくことができました。

40代から60代の男が集まり、利益を上げるためにどうしていくかを話し合っている
姿を見ていて、先輩方に「野心」が見えたんです。
やっぱりこうじゃなきゃ!と感じさせてくれるに十分な会合でした。

その日の昼は、道徳の提案授業を行い、先生方に見ていただきました。
価値項目は「思いやり」、扱った副教材は『フィンガーボール』

久しぶりの研究授業でした。自分では、しっかりと授業構成を考えたつもりでしたが、
扱った副教材と自作のプリントとうまくかみあっていなかったことから、
子ども達が、自分の考えを書きづらかった様子が見られました。

しかし、「思いやり」の授業の終わりに書かせた「近い未来の自分へ」という
作文を読んでいて感じたこと・・・
日本の子達もボリビアの子達も、
変わらず、「相手を思う、優しい心」はもっているんだなあと。

いやあ、研究授業をするとやっぱ自分の勉強になりますね。
まだまだ…まだまだ勉強しなければなりません。

2013年5月16日木曜日

全体活動

今日は全体活動の日。全体活動は、全校で何かをする時間です。
今日は、学年ごとに3グループに分けて、遊びの活動をしました。

進行役は、児童・生徒会。どのグループも楽しんでいたようです。
こちらは1-3年生のグループ、児童会が担当してゲームをつくりました

こちらは、4,5年生のグループ
元気のいいグループでした

こちらは、6年生、高校1,2年のグループ
5人グループで縄を跳びながら質問に答え続けるという過酷な遊び・・・
・・・の結果

一番先に跳んでた子は、このように激沈する・・・
 今日の放課後は、南中ソーラン居残り特訓。
家族の日まで、学校に来る日残り7日となりました。明日から隊形移動の練習が始まります。

2013年5月15日水曜日

おまかせカット

髪の毛を切りました!おまかせカットです。
切ってもらったのは、ずっと日本で生活をしていて、日本で理容技術を学び、
美容師として働いていた方。
最近、前髪が後退してきています・・・
読んでもらったのに、ごめん!今日はこんな内容です。

2013年5月13日月曜日

今週末ものんびり

土曜日には、子ども達のバレーの付き添いでサンタクルスまで。
今回で2回目。今回も楽勝で勝ってました。
しかし相手チームのやる気がそんななく、なんだか残念なかんじの試合でした。

帰りのコースは前回と一緒。Fidalgaというショッピングモールに寄り、
レストランがいっぱいあるところで昼食を食べ、買い物をして帰る。
ここのレストランは、和食もメキシコ料理も、アラブ料理も、
もちろんボリビア料理もあって、毎回行くのが楽しみ。
そして、今日は昼食後、「5D」という乗り物、というかアトラクションに乗りました。
3Dにさらに、風と水、上下左右に席が揺れるという意味で、5D。
1回20ボリビアーノ(約300円)。二人で30ボリと少しお得(笑)。
子どもたちと一緒に乗ったんだけど、子ども達よりも子どもっぽくはしゃいでしまった。
外にモニターがついていて、はしゃぎぶりがわかってしまう・・・

2013年5月11日土曜日

今日の三線は童神(わらびがみ)をたくさん弾きました

沖縄では、物心つくまでの幼児は、純白でなにものにも汚されていない、
神の魂に近い心を持つ、ということから「童神(わらびがみ)」と呼ばれるそうです。
この曲の歌詞は、古謝美佐子さんという歌手が1997年に初孫誕生を前に
書いたものだそうです。

わたしこの歌詞と曲が大好きで、家でしばらく練習していました。
あらためて今日、授業で歌詞の意味を説明し、子ども達にも聞いてもらいました。

特にこの歌詞の三番が好きで、ちょっと意味を紹介しますね。
著作権にひっかかったら削除しますね。

雨風のふきわたるこの世間
身を盾にして守るから 花を咲かせてね
愛しい我が子 泣くんじゃないよ
天の光受けて どうか良い子に
どうか立派な人になってね

というものです。

では、みなさんよい週末を。

2013年5月10日金曜日

南中ソーラン節の練習

家族の日(母の日)の発表まで、学校に来る日数が12日となりました。
南中ソーラン節を発表する私たちのクラスは、まだ練習序盤・・・。
ちょっと焦ってきた私であります。
子どもたちに練習をさせれば、一生懸命やりますし、やる気も見せるので
「大丈夫だろうなあ」とちょっと高を括っていた自分がいました。

さて、今日は2つのことを。
1つは、今日歯が抜けた1年生がいて、職員室で少し話題になったのですが、
ボリビアでは、こんな話があるそうです。
「まくらの下に抜けた歯を置くと、寝ている間にネズミがコインを置いてくれる」
私初めて聞いて、そんなのがあるんだってびっくりしました。
日本では、どうでしたっけ?
地方によってはいろいろな話があるかもしれません。

もう1つは、6年生の男子が午前中農業の時間に、自分達が学校の農園で作ったユカ(いもの種類)を売りに行ってお金を稼いできたということと、6年生女子がユカとチーズを使って「ソンソ」というケーキみたいなものを作ってくれたことです。
日本で働いていたときの、あのときの6年生も作ってくれていたなあと、
調理実習を思い出しました。


2013年5月9日木曜日

ビザ更新のために その4

この日は、偶然にも日本を発ってから1年。
どちらかというと、長い、非常に充実した1年だったと振り返っています。

この日ついに、1年ビザ取得の日。

今日は、前日からサンタクルスの町に泊まっていました。
ゆっくり寝れるかなと思って。
そうしたらベッドがやわらかいせいなのか寝た気がしない。
少し寝ぼけたまま7時半に到着。しかし門が開いたのは8時半。
自分の番が来て入れたのは9時。
8時に門が開く予定だったので、
定時になっても開かない門を叩く人も何人かいた。

今日は特に割り込みが多かった。
そ知らぬ顔で、さっと割り込む神経が考えられない。
おれの列の後ろからも非難があり、
いらいらしている後ろのおっさんからは「前つめろ」「間を空けずに行け」「あいつ割り込みした!」だとか、とにかくうるさい。
そのうるささに頭にきて、「ここボリビアで、お前ボリビア人だろ。落ち着けよ。」と日本語で言ってしまった。
列を守らないとか、すぐ激情的になるとか、そういうところはまだまだ未熟だなあと感じた。

整理券を取り、1時間待ち、1回目の手続きはさっと終了。
窓口では、(待っている人が大勢いるのに、ですよ!)「日本語覚えるのは大変?」と聞かれ、前回も同じようなことを聞かれたなあと思い出し、「私の名前を日本語で書いて。」と頼まれる。後ろから冷たい目線を感じつつ、急いで書いてあげる。

銀行に行って支払いをしないといけないところを、代理の、いつもお世話になっているエミリオさんにお願いをして、1時間その場で待つ。本を読んでいたのだが、今日も隣の人に声をかけられた。毎回イミグレに行くと、隣の人と話すようになるのだが、今日は、日系の人だった。顔はまるっきりボリビア人だったが、話を聞いていると日本語も少し話せるし、伊勢崎という地名が出てきたので、聞いてみたらおじいちゃんが日本人だという。

そうこうしているうちに銀行から帰ってきたエミリオさんから再度列に並ぶよう指示されたが、すぐに窓口に呼ばれ、記入事項を書きそろえ、提出して今日は終了となった。

午前中に終わったのは初めてで、なんだかうれしくなった。

2013年5月7日火曜日

結ま~る

土曜日には、スポーツ交歓会というものがありました。これは次回お伝えします。
日曜日には、コロニアオキナワとサンタクルスの青年会による、
「結(ゆい)ま~る」という会は、琉球國祭り太鼓ボリビア支部の5団体の集まりで、
沖縄の文化を守り、受け継いでいこうという団体だそうです。

世界中のウチナーンチュ(沖縄人)が集まる世界ウチナーンチュ大会というものがあり、
今年は7月にアメリカのロサンジェルスで開かれるそうです。
そこでは、三線やエイサー、琉球舞踊などを披露しあうみたいです。

琉球舞踊、若い女の子が踊っていました

琉球國祭り太鼓

三線で弾いていたのは、オジー自慢のオリオンビール

エイサー、何度見てもかっこいい

最後は、カチューシャーで締める
若い人たちが、文化を受け継ごうとしていることって素晴らしいなと思いました。
きっと今までの、昔若かった人達が、背中で見せていたとか、
語ってきたとかで、今まで受け継いできたのでしょう。

2013年5月4日土曜日

1回目の成績付けが終了。

月曜日に、「あゆみ」(とこちらで読んでいる通知表)を渡します。
こちらでは成績会議がないので、周りの先生方に聞きながら通知表をつけていました。
・日本語の学習の記録
・学校生活のようす
・出欠席
・所見
・特別活動
というように、日本の通知表とまったく変わりません。

そんな成績をつけている最中でしたが、5月1日には釣りに行きました。
1日は、El dia del Trabajador、労働者の日でお休み。
アッタの釣堀で釣り大会が行われました。
朝の9時から夕方6時までいて、釣れたのはなんとたった1匹。
小さかったのでその場で逃がしました。

2013年5月2日木曜日

今日の話は長いですよ 体育の授業から見える考え方の違い

最近悩んだことです。文句とかではないので、ちょっと書かせてください。
自分で言うのもなんですが、興味深いことです。

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持久走の授業。
前回もそうだったんだけど、小学校高学年の走りの中で、
男の子たちは話しながらタラタラ走っているんだ。
だから「走りながら話すなー!」とおれは叫ぶ。
叫ぶ根拠は、日本の教育者なら誰もがそう言うだろうということだけど、
「一生懸命ではないから」だ。
そういってもまた2周目で話しながら走る。
率先して話をする、Tくんという子がいる。Tは運動神経が良い。
だから「Tは手を抜いて走っているな」と感じる。
最後の一周になってもその調子だったが、なんと驚くべきことに、
ラスト20mで全力で走り、Tは先頭の子を抜き、1位でゴール。
しかし、おれは2位になった子をほめる。
なぜならその子は最初から黙々と走って自己ベストを出したから。
全員が走り終わったあと、なぜ叱ったかを話す。
「オリンピックで話しながら走っている選手がいるか?いないぞ、それは彼らが一生懸命だからだ。オリンピック選手になれとは言わない。でも、体育の授業で一生懸命になってほしいのが先生たちの思いだ。」と伝えた。

なんで彼らはしゃべりながら走るのだろう、と夜考えていた。
そこでふと感じたのは、日本の体育の授業やスポーツの考えで、個人種目である水泳や陸上では、自己ベストを伸ばすことに美徳があると指導している。
児童生徒はそこに疑問は抱かない。自己の伸長こそが、自分の成長であると大人が言っているからだと思う。
けれどここボリビアは個人主義。
「誰かに勝つ」ということに重きを置いているのだと、体育の授業を3ヶ月やって感じた。というのは、低学年でリレー競争をすると、「チームで競うんだ」ということをいくら言っても彼らには通じない。彼らは、自分と対戦する相手の子を倒すことこそを考えているのだ。だから、リレーといって、前の走者がタッチしてもスタートをしないで、自分と対戦する子と同時に出ようとする。「グループで競うんだ」といくらいっても通じない。ああ、個人主義の国の考え方なのだとそこで気づいたのだ。
そこで、Tの話に戻ると、なぜ彼がゴール手前20mしか全力を出さないのか。
それは、このグループで1位になればいいと考えているからだ。
走り終わったあと彼は「前に教えてくれた人はそう教えた」という。
なるほど…。相手を倒せばいい…か。

悩んだ。ここはボリビアだしそれでいいんじゃないのか…。
いや、それじゃだめじゃないか…。

おれの結論は、「それでは個人の体力や技術の伸長はあまり望めないから、相手がどうであれ全力を尽くすべき」ということに達した。
環境が変わって、相手やグループが変わったときにその子はどうするだろうか。勝てない相手が出てきたときに、その子はどうするだろうか。そういう競争的な社会に出たときに、その子はどうするだろうか。
低学年の授業をもっていて、不思議に思ったことがあった。走る競争をしていて、負けるのがわかると走るのを拒絶して座り込む子が多いのだ。
「世の中自分の思い通りにならないことがある、そういうときにどうしたらいいか」を指し示していくのが大人の役割なんだと考えると、負けが分かっていても自分の責務は果たすと指導していくのが今おれができる指導なんだと思う。
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こんなに長い文章を最後まで読んでくれてありがとう。