2014年11月20日木曜日

セルジュクの街、エフェソス遺跡のその後

そうして、セルジュクの町まで歩いて帰る途中、北京在住の単独旅行者Yangヤンさんと出会う。

ヤンさん、とても話し好きで、その勢いに圧倒され、その後一緒に行動する。
ヤンさんは、2児の母だというが、「若い頃に結婚して子ども産んだのよねー、ははは」と言うとおり、そうは見えない若さ。英語をこれだけ話せることだし、きっと学歴も高く、比較的高収入の家庭で育ったのかなと想像した。
ロンドンに自分の雑貨店を出そうと考え、ロンドンで商談を済ませたあと、
トルコに寄ったのだという。
この遺跡跡が古代7不思議の一つ、アルテミス神殿跡
たった一本の柱のみ残っている場所で、アテネのパルテノン神殿がすっぽり入るくらいの大きさだったとか

こちらは、聖ヨハネ教会
イエスの弟子であるヨハネが、聖母マリアを守って暮らしていたが、
ヨハネ死後、ここに祀られ教会となったという
ヨハネの墓
だから、キリスト教徒にとってはここも聖地というわけだ

大理石がとてもきれい


そしてスベスベ
右手の持っているのは大量のみかん

ヨハネ教会から見たエーゲ海方面
右上方にうっすら青く見えるのはエーゲ海

実際はこうだったという模型
 この人の勢いに圧倒されてるが、ヤンさん、写真を撮ろうとしている人を見かけると、
「ほら、私が撮ってあげる!」と言い、撮ってあげ、
閉鎖時刻が過ぎた施設に、「ちょっとだけ!」と言って、強引に入っていく姿を見て、
心強くなって、楽しい雰囲気に「強制的に」もっていかれるのだ。
それはそれで魅力的だ。
これもヤンさんが「とったげる!」と半ば強引に撮って・・・(笑)

この教会から見たセルジュクの街がきれいだった

このヨハネ教会にはモスクもあった

そのヨハネ教会敷地内のモスク

こういう人だから、なんか意見を急に聞きたくなって、
日本と中国の関係についてを話を出してみた。
最初、一瞬身を引いたように感じたが、すぐに、自分の考えと主張をおれに伝えてくれた。
おれはおれで、今の現状とおれの考えを伝えた。
中国でも、もちろん韓国でもだが、反日教育は実際にされているのは事実。

でもこうして1対1で話してみると、
まあお互いの言い分は落ち着いて聞ける。(韓国の友人ともだいたいそう)
お互いの国家で「嫌いになろうキャンペーン」をしていたら一向に好きにはなれないのに、
中韓では「反日教育」、日本では「嫌中韓報道」がいつまでも止まらない。
そして、それらに踊らされる国民が多いこと。
最近のある首相が「大局観で」と何かある度に語っていたが、お互いまさにそれが必要なんだと思うし、
日本人だったらそれができると思うんだけどなあ。

うわ、ヤンさんの話からここまで広げてしまった。

本当に今日も充実していたこと。
遺跡見に行ったのに、遺跡のことがぜんぜん頭に残ってないくらい、いい日でした。

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