2012年11月2日金曜日

エクアドルの宿「カーサアイダ」と友人

少し前のことになりますが、おすすめ宿とそこでの出会いを書きます。

エクアドル北部のイバラという街からタクシーで30分、
ラ・エスペランサという集落に着きます。そこの「カーサアイダ」をおすすめ!

中庭と奥に見える個室




一泊夕食と朝食込みで15ドル、個室でした。
インバブラ山登山の基点となる場所で、情報ノートもあり、静かでゆっくりできる宿。
宿主のアイーダさんの優しさや、そこでの日本人とのやりとりは以前に書いたとおり。

そこで、キトに住む一人の青年と会いました。
名前はパブロ、エクアドルの考古学分野のNGOで働いている青年でした。
今回はエクアドル北部にある集落でインディヘナの生活を支援するということで
車で移動していたということでした。
出発の前の晩、「キトに住んでいるから車で一緒に行くかい?」と声をかけてくれました。
バスを乗り継ぎキトに向かおうとしていたものだから、ありがたいと思い、
次の日の昼にキトに向けて出発した。

途中、それぞれの仕事の話、キトの話、カーサアイダがどれほどよかったかを語り合い、
4時間かけてキトまで連れて行ってくれました。

途中通った集落に日本のJICA(ジャイカ)が水道の支援をしていました。
本当に素晴らしい日本のJICA。
彼が住むマンションにもお邪魔して、少しだけエクアドルの首都に住む若者の生活を垣間見ることができました。
そして、彼のお父さんが日本好きで、お茶を出してくれたり、日本のDVDのパッケージを見せてくれたりしてくれ、また再訪する約束をこじつけることができました(笑)

最初は、「申し訳ないな」という思いでいたのですが、
キトに着いたときには「優しさを本当にありがたく思う」という気持ちでいっぱいでした。

こういう出会いと別れが、旅中多くあります。
「一期一会」なんだけど、これからもずっと「縁」を大切にしていきたいと改めて感じています。

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