2014年7月21日月曜日

オリンピック博物館とバルセロナ五輪のプール

バルセロナの街、南側にモンジュイックの丘というものがありまして、そこが92年のオリンピックの舞台になった土地なんです。
私が12歳の頃で、水泳にがんがん火がついていて、「おーし、おれもオリンピックにでてやる!」と息を荒くしていた頃です。目指すのは誰でも自由ですからね(笑)

日本では岩崎さんが、200平で金メダルを獲得し、日本中が沸いたのを覚えています。
ちょっと水泳の深い話になりますが、ご了承ねがいます笑

そのとき、岩崎さんたち競泳選手団の中に、中2トリオという括りをされていましたが、
岩崎さん含む女性選手3名が14歳でバルセロナ五輪に出場しました。それぞれ平、バック、バッタです。
自分と年齢が近いということもあり、勝手になんだか親近感を覚え、でも憧れていました。

そのうちのひとりで、バック専門であり、今でも現役スイマーで、先日のジャパンオープンを獲ったことを映像で知り、尊敬の念を込めて、一人映像を見ながら拍手してました。
現役年数が30年近く・・・そして今でも日本のトップ。
幸い、本当に幸いにも、私が足立区に住んでいるときもその方と一緒に泳ぐ機会があったり、
アメリカのマスターズではその方も参加しているので、毎年お会いできたりと、
会うたびに、「この方バルセロナ五輪からずっとトップなんだよなあ・・・」と、キラキラ輝いて見えるのです。

これらは、勝手に自分で募っている思いですが、
だからなんかバルセロナのモンジュイックプールは、自分にとって「聖地」なんです(笑)

まだまだ水泳の話は続きます笑
 スペイン水泳界の英雄といっても過言ではない、ロペスズベロ選手。
背泳ぎの選手ですが、200の印象が強いです。この方スペインの水泳界に初の金メダルを
もたらした方で、このときのレース展開が、前半と後半のイーブンペースで(59秒-59秒)泳いだのがとても印象的でした。もちろんこの博物館の水泳コーナーでは英雄的な扱いをされていました。
館内にパソコンがあって、アーカイブというのでしょうか、
所蔵ビデオがたくさんあり、有名な選手のメダルシーンがわんさか。
これだけで館内に30時間くらいいられます(笑)

もちろん冬季五輪の映像や資料もわんさか
日本人の映像では船木選手の映像がありました
たぶん探せばもっとあったと思うのですが

水球が盛んなバルセロナ
新しい方のプール、ピコルネルで行われた水球の試合の模様
そして、いざ、聖地モンジュイックのプールに行ってみた!・・・んですが、
 子供用遊びプールに成り果てていました・・・。
「ここでがっつり泳ぎたいんだけど・・・」というものの、「ここではそれはできないわね」と言われ、
「左側の飛び込みプールは使えないの?」と言うが、「それもできないわね」と言われ・・・。

・・・泳ぐのは諦めました。ここでは、がっつり泳ぎたかったんです!レーススピードで!
ここから見えるバルセロナの街は素晴らしいもので、当時大会期間中、観覧席からずっとこうして街が見えていたわけで、日差しが当たって暑かったにせよ、いい景観だったんだろうなと思いました。
上の写真には、サグラダファミリア教会も見えるでしょうか。

ちなみに練習は、合計4箇所のプールを泳ぎ渡り、行っています。
どれもいいプールですが、距離は20m、25m、50mと様々で、
値段も、3ユーロから12ユーロと幅広い。でもさすがに12ユーロは高っ!
東京体育館でも4ユーロ程度ですからね、そう考えると、スペインの水泳環境、主に一般市民が泳げるという意味で考えると、良いのですが、
どこも比較的値段が高いです。それだけがおれが困っているところ。

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