2014年10月18日土曜日

チュニスでのこと・・・

チュニスの街角で、たまたま歩いていたら「富士山」写真を発見。
中を覗いてみると、日本の文化に興味を持っている人が主催し、大使館もサポートしている
日本文化紹介館のようなものだった。

日本語も少し話せる方が折った、相当の技術を駆使して作られた折り紙や、
こちらで放送された日本についての番組などをビデオで流していたり、
折り紙の実演を子どもたち相手にしている人もいて、なかなかレアな存在だと思うけど、
現地で広げていってほしいと思ってしまいました。



 というわけで、いろいろ話を聞きたくなって、日本の文化に興味をもっている人たちに声をかけ
街を案内してもらいました。

日本食レストランにも行ったんだけど、味もしっかりしていて、創作的な料理は少なく、値段も高くない。

アジア人と歩いているのが相当珍しいのだろう、はやし立てられたり、チャイナチャイナ連呼されたり、はっきりいって居心地は良くない。
いろいろと車で連れて行ってもらえたんだけど、イスラム教の人と行動して初めて知ることばかり。
たいへん勉強になりやした(笑)

彼女は3年ほど前に日本に滞在(留学)経験があり、
日本人についても理解している部分が多かったと感じた。
銭湯や温泉の露天風呂の話、スーパーマーケットの値引きの話など、日本に住んでいないとわからないことだが、つい最近の話のようにたくさん出てきたのがおもしろかった。


最後に・・・

チュニス(チュニジアの首都)の街を歩いていて、
特に若者、ヒジャブを着けている女性が少ないと感じました。
頭にかぶせるスカーフです。あと、体をおおう服も着ている人は少ない・・・
なんかイスラム的な雰囲気じゃないなあと感じました。

2010年から2011年にかけて、「アラブの春」と呼ばれる、独裁政権に対する革命運動が起きたのは
ここチュニジアがきっかけです。そういったこともあり、あまり身につけている人が少ないのかと思ったのですが、それは政治の話で、宗教の話ではない。

でも、彼女から話を聞いてたら、イスラムの精神世界は、日々の生活に忠実に染み込んでるってんだって思ったんです。
服装は華美である若者がとても多かったけど、
イスラムの教えには反しないように生活してるのね・・・。

いや、何が言いたいかって、
チュニジア(都市部だけかもしれないけど)の若い女性、体のラインが半端ないんです(笑)。
「あれっ、ここってイスラムの国だよな・・・?」って思うくらい、体のラインがはっきりわかる服を着て歩いてます。
しかもスタイルがいい人が多い・・・

以上、モロッコとはまた異なる北アフリカのイスラム文化の国歩きでした。

次は東欧に飛びます。

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