2014年10月5日日曜日

シエナ&ピサの街

<シエナ>
パリオの街でもあり、中世からの街並みを色濃く残す街、
そして、前々作の007の舞台になった街(笑)

私自身はシエナ2度目の訪問で、11年ぶりにも関わらず、よく道を覚えていた。
この街の印象は、水路のような道をしていて、道がシエナのカンポ広場につながるようになっている。
つまり、雨が降ると、いろいろな道を伝って、そのカンポ広場に流れ込む、カンポ広場が低い土地になっているという作り。

今回は、ドゥオーモ広場中心に観光したのだが、付属博物館から見る景色が絶景だった。
左の塔の下にあるのがカンポ広場

街自体起伏に富んでいる丘を利用して作られているので、街歩きも一苦労。

さて、そのパリオなんですが、毎年8月に、町会のような地域組織があり、各町会対抗競馬がカンポ広場で行われる。
競技は2日間行われるようで、各町会は、それぞれの旗を持ち掲げ、カンポ広場に集まり、
自分たちの地域の馬を応援し、勝てば1年間ずっとその栄誉を讃えられる。
歩いていた時にも、街中に旗が掲げられていたのが印象的だった。



ピサの大聖堂、大理石にピンクの色が施されている


大聖堂の中も独特な様式


<ピサ>
ピサの斜塔で有名なこの街は、大学の街でもある。
教皇を出した名家でもあるフィレンツェのメディチ家も、この大学で学んでいる。
今でも大学の街らしく、昼過ぎにこの街に着いた時には多くの大学生とすれ違った。
フィレンツェよりも下流に位置するアルノ川

ここも11年前に来たので道も覚えていたし、街の様子、特に広場の様子は全く変わっていない。
観光客がぶわっと集まる広場がこのドゥオーモ広場。カンポサントや洗礼堂、大聖堂、それに斜塔がある。
傾きが激しい塔に登るには18ユーロを支払わないといけなく、母に登ってもらうことにし、私は辞退し、外から眺めることにした。

登った母曰く、「傾きが大きいところ(一番上ではなく塔の下の部分)では、柵につかまって歩かないと歩けないし、まっすぐ歩けているのかどうかわからない不思議な感覚だった。」めまいが起きそうだったとも言っていた。

遠近法を利用しておもしろい写真も撮れた。



洗礼堂と大聖堂

どちらの街もフィレンツェから電車やバスを利用して1時間程度で行ける街。

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