2012年6月28日木曜日

今日も家族で話しました

毎晩、ホームステイ先の母と、共にステイしているスペイン人、じゃなかった、バレンシア人のアルベルトと夕飯を食べながらいろんな話をしています。

文法の話、食材の話、日本、スペイン、グアテマラの話など毎回おもしろいのですが、今日はチーノ問題に終止符(仮)を打てそうです。

このひと月、十ヶ所以上の村を訪れて、そのたびにチーノと言われ、いやいやハポンから来たんだ、と心の中で叫んでました。

家の中で、三人で話していて、実はアジア系の人々を総称してチーノと呼ぶのだと、丁寧に説明してくれました。La costumbleという単語を使っていました。習慣とかならわしという意味です。さあ、これでチーノ問題に自分なりの終止符を打てそうです。

「私はハポネスです。」

ということです、結論は。

やっぱ、チーノと言われていい気はしなかったな、このひと月。頑固ですよね、全く。
自分は地球人の単なる1人であって、日本人だからといって特別な存在でもなにもない。でも、チーノと括られることを嫌い、区別してもらいたい気持ちがあるのは少しワガママかもしれない。
アイデンティティーについて、少し考えるチャンスをくれたのかなと勝手に思ってますし、「日本人」というものをいろいろな人に話して広めていきたいです。おれが作ったわけでは全然ないけど、トヨタ製の車やソニー製の製品、パナソニック、ヤマハ、任天堂などなど、グアテマラの町に溢れてるんですよ、どんなに小さな町や村に行っても。すごいことですよね。日本人すげーなって思うんですよ。

スペイン人の彼が「わかるな、おれもスペイン人といわれると、『カタランだ、バレンシア人だ』と言い直すもん。」と話してくれました。スペインの彼とは立場や生まれ育った環境などは全然違うんだけど、通じあえた感じがしたな。

6 件のコメント:

  1. グアテマラでも日本製がはびこっているなんて
    初めて知りました。
    大ちゃん先生を知らなかったら私なんて一生知る由もなかったことなのかなと考えたら、
    わー、なんかスゴーイと、思ってコメしてしまいました。良いご家庭にお世話になってらっしゃるのね。

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    1. ありがとうございます、そう言っていただけると、前に進む気力になります。うれしいっす。
      あらゆる日本製、悪い評判聞かないですよ。

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  2. いつも楽しく読ませていただいております。
    思っていたよりもブログの更新が多く、安堵しています(←母の気持ち?)

    本日、卒業アルバムが手元に届き、先生方のたくさんの愛情をいただいた6年間だったと再確認しました。深く感謝いたします。

    来週はアメリカに戻るのですね。水泳大会がんばってくださいね!くれぐれも”生もの”には気を付けて!!

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    1. アルバム届きましたか!良かった、
      そろそろかなと思っていたところです。思い出をたくさん作れた子どもの力です。こちらこそありがとうございます。
      SIMカードとスマホが旅のスタイルを変えてます。いままでみたいに、ネットカフェに通わず、高額料金かからず、ネットが使えるのは強いです。ホームページ内に、SIM カード情報をのせてみようかなと計画中です。

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  3. Hola! Como estas? 日本を発ってもう1ヶ月になりますね。ブログ楽しく拝読しています。
    日本人であることのアイデンティティー、私も留学中に強く感じました。中国人や韓国人にまちがえられると当時は高校生で若かったこともあり、No! I'm Japanese! と大人げなく主張してみたり、日本製品を見るとそれだけで誇らしく思ってしまったり。向こうの人にしてみたらアジア人の代表としてChineseと言っているだけなのですが、まちがえられていい気持ちはしませんでしたね、正直なところ。でも海外で生活してみて初めて日本人であることを自覚し、誇りを持てるようになったのは貴重でありがたい経験だったと今でも思います。良い旅をお続けくださいね!リレーの報告も楽しみにしています^^

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    1. gracias,tabataさん!
      ジャパンマスターズの報告もメールでお願いしますね!

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