2014年12月10日水曜日

51カ国目、ヨルダン入国、ペトラ遺跡

日本では総選挙が近づいてきてますね。
与党が「景気」をだいぶ強調しているようですが、論点はやっぱり「景気回復」なのでしょうか。
日本の外にいて、しかも在外投票権も放棄している身としては何を言ってもしかたないですけど、
このまま原発再稼働進めるの?って考えてます。
本当は講演会なんかにも積極的に行っていろいろな話を聞いてみたい。
いまはただ、各党の政策を読むくらいしかできないけど、各党のこれ、読む人いるのかね。
支持者の政策なんかは見る人がいるだろうけど。
自○党なんかの政策○ファイルは402項目ありましたよ!それ一つ一つに解説が書いてあって読むのに何時間かかったか・・・日本語であるにもかかわらずこの時間。
日本で働いている人にこれ読めって、過酷なかんじがするけどな。違う意図を感じてしまう。

以上、余談でした。

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そう、後になってわかったのでこれはどうしようもないけど・・・
インドビザ取得のために、1日しかいられなかったペトラ遺跡。最低でも2日は欲しかった…。
ヨルダン南部にあるアカバを朝出ようと思ったが、
Theヨルダン=満車になるまでバスは出ない
7時にバス停に着いて結局バスが出たのが10時というこのアフリカのポレポレ並みの時間の流れ。
「5JD(ヨルダンディナール)だよ。」とおれに言っておきながら、
周りの他の乗客は2JD・・・。
・・・
・・・・・・おいっ!3JDのぼったくりかい!1JDはとても大きいんだぞ!
首を締めんばかりに問い詰めて、3JDは返してもらいました。

10時にアカバを出発したバスは12時にはペトラ近くにある町、ワディ・ムーサに到着。
そこからホテルを探し、荷物を置き、昼飯を歩きながら食べ、ペトラに直行。
半分走りながら見て回りました。
しかしここの入場料は半端ないハンパないはんぱない
1日券ですら50JD(ヨルダンディナール)。2日券だと55JD。
ねっ、50とか55って聞くと「なんだ、安そうじゃん!」って思いますでしょ?
1JDが、いま2014年12月現在170円強です、だいたい。計算してみてください…。
8500円、9400円…、いままで50カ国以上まわってきました。世界遺産も数え切れないくらい行っていますが、これは断言できます。世界一高い入場料
ただ、これだけの値段を払う価値があると思いました。

ほんとに広い遺跡内、そして似たような墓がたくさんある(笑)。
最初にスークと呼ばれる、ずっと見上げていると首が痛くなるような絶壁のあいだを通り、エル・ハズネへ到着。
このラクダ乗り勧誘が、はっきり言ってウザイ!しつこいというほうが正確に言い表せているかな。

これがスークと呼ばれる細い小道


小さい頃見た映画インディージョーンズの舞台。
高さは40mほどだと言います。真ん中に見える欠けていますが、死を司るエジプトの女神イシス。
両脇にあるのが、ギリシア神話に出てくるアマゾネス。

いろいろな時代の影響を受けているのがこの遺跡の特徴。

その後、ローマ劇場を通って、神殿跡へ。
途中、トレッキングコースとガイドブックなどには書いてありますが、アップダウンを繰り返す道を歩き、遺跡を探します。
そうした中でたくさん見かけたのは、綺麗な模様の岩。




これは熱でこうした色が出ているのか不思議でしょうがなかったですが、
綺麗なものを見つけるたびに感嘆の声が出てしまうほど。

そして、結局最奥のエド・ディルまでたどり着けずに時間切れ。
後は、友人のシュウさんにお願いして写真を撮ってきてもらいました。写真を拝借し、載せました。
そして、シュウさんとアンマンで出会ったあと、解説までしてもらいました。
オベリスク、シュウさんが説明してくれたのですが、
これのすごいところは、オベリスクを切り取って石の上に置いたのではなくて、オベリスクを作るために
周りの石を切り出した、つまり、下の土台と同じ岩を使っているという。

奥にある神殿エド・ディル




古代アラブ民族のナバタイ人という民族が紀元前6世紀ごろから住んでいたこの街。
水をうまく扱っていたようで、スークのところどころに石で塞き止められていたダムのような跡がありました。

インドビザのためには仕方ない。閉まるギリギリまでいましたが、なにせ日暮れが早い。
ヨルダンはこの時期5時には暗くなってしまいます。仕方なく、次の日朝に首都アンマンに向かいました。

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