2012年12月5日水曜日

イカ滞在と2つの博物館

イカの石の博物館

イカは、イにアクセントを置いて発音します。
リマからバスで5時間。コスタの気候で、乾燥してカラッと、そして雨がめったにふりません。
そんなイカに1日半滞在。目的は2つの博物館。ここは外せなかった。
museo de regional de ica(イカ地域博物館といったところかな)」
アルマス広場からは少し離れていますが歩いていけます。
バイタクで2ソルで行けました。
ここには、ナスカ、イカ文化の様子を展示してあると同時に、保存状態のかなり良いミイラが
数体あります。これを見たくて行ったのですが、印象的でした。

最近発掘された8歳のミイラ。
眠っているかのような姿勢、わずかにひもで額を後方から支えられ、
あぐらをかいたひざの上に手をそえている。
よく見ると、へそなどの状態もわかるくらい保存状態が良い。
これはイカ地方の気候が保存に適しているからだという。乾燥地帯、湿気がない。
写真撮影は厳禁ということで、残念ながら写真でお伝えすることはできません。
一見の価値あるミイラでした。

museo de piedras grabadas de ica(石の博物館といったところかな)」
アルマス広場に面しているので看板に注目していればわかるでしょう。
ここ、ある人の紹介で訪れることになりました。観光ガイドブックなどには載っていない博物館。
「信じるか、信じないかはあなた次第。」
ということで、この先読み進めてください。(笑)

ここには無数の装飾された石が展示されています。というよりも置かれています。
30ソルという結構高めの見学料を払うものの、マンツーマンで説明を受けられる。
ここの石は、イカ地域で発掘されたということですが、
石に描かれているものは、驚くべき内容のものがほとんど。
まず、恐竜の化石が発見されているとのこと。恐竜の卵、皮膚など多数。



研究を続けていたカブレラ博士
発見された石はカブレラストーンというそうです

次に、外科手術の様子。
これは手術ではないと思いますが笑

心臓や胃を描いている

涙流しています、麻酔なしでしょうね

これは脳外科の手術の様子だという
石はもともとはやわらかく、時代が経つにつれ、硬化していったといっていました。
だから容易に彫ることができたのだという。

さらに、現実には存在しない生き物の様子も。
動物のようですが、館長(カブレラ博士のお嬢さん)は、この皮膚は非常に硬かったと。


恐竜だか動物だかがまるで人間のように
 恐竜と人間が共存している様子が描かれています。
石の中には、恐竜の背中に乗っていたり、恐竜の首を切っていたり、
ここでしか見られない光景でした。
これは、らくだの絵。
 らくだの絵の近くには、カンガルーや象の様子も描かれていて、
さらに、地球の各大陸が一つになっている様子の石もありました。
ということは、地球外生命体がいて、地球を上から見ないとその形は分からないということですよね、と館長は熱く語っていました。
人間の交配の様子も多く描かれていました
男同士じゃ子どもは生まれないでしょ?と

これが宇宙から来た強い力をもつ存在だという
上に描かれているのは彗星。これに乗ってきたのだと。

また別の惑星?にピラミッドのような存在があって
それが強い力を与えているという
信じるか信じないかはあなた次第、ですが、
この博物館を出て、思ったことは「小さな石でもいいから、一つほしかったなあ。」

さて、イカから怒涛の20時間移動。プーノに到着。
いよいよペルー観光も終わりに近づいてきました。

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