2012年12月21日金曜日

ポトシの鉱山にて その2

そういえば、昨年あたりだったでしょうか、チリの鉱山で大きな事故がありましたよね。
で、救助が大々的に報道されていたのを記憶しています。
鉱山の中は、湿った空気の重さとにおいに少し息苦しく、
ライトをつけなければもちろん真っ暗。



この袋に鉱物を入れて、運搬するという

これは、空気を鉱山内に送る管、生命線となるそうです

これが一袋50kgの鉱物


明るく、人柄がよかったブラジル人旅行者たちとともに
鉱山内にいるときに、日曜日で活動していないって言っていたのに!、
14度の爆発がありました(笑)
爆発すると、当然ですが、鉱山内が揺れるんです。
そして、パラパラと天井から岩の破片が落ちてくるのです。
イメージどおりだったわけですが、実際にそんな雰囲気を感じられたのは初めてで
興奮しました。

そして鉱山内で働く人は、コカの葉をかみながら8時間の作業を続けるそうです。
飲み物は鉱山内で飲めますが、食べ物は一切とらないそうです。
コカの葉をうさぎのほっぺのように詰め、食欲が出ないようにするそうです。
そして、コカの葉を詰めたタバコを嗜好品として吸う。
コカの葉は覚醒作用もあり、コカインの原料としても有名です。
しかし、コカイン生成の過程で覚醒作用等が強くなるそうで、
コカの葉自体に悪い影響はありません。

ポトシの街のシンボルにもなっている鉱山。
ポトシの人々は鉱山とともに生きているということが伝わってきたツアーになりました。


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