2014年6月29日日曜日

セビージャの近くのコリア・デル・リオ

セビージャのバスターミナルから地元のバスに揺られて30分。(142番、帰りは140番)
 バスを降りてから、町を下るようにして歩く。これ夜8時くらいなんだけど、
まだこんなにも明るくて、住民は飲んだり食べたりしに出て歩く。
 ようやく街全体の標識が出てきたけど、そのころにはもう像に近づきつつあった。
それにしても思ったより多くの人が住んでるな、この街。
 標識もある!
 この街、Japonハポン姓を1600年代から代々受け継いでいる家があるということで有名。
1610年代に、伊達政宗が支倉常長を、スペイン人牧師とともに、ヨーロッパへ行かせました。
これ、たぶん中学校の教科書にも出てることで有名なこと。
メキシコを経て、スペインのここ、コリアデルリオに到着、その後セビリアを経て、ローマまで向かって、ローマ教皇に謁見したという史実。
ちゃんと日本語の説明まであった!


小さいですが、鳥居とともに。後ろでバスケをしてる子が、本当に自然なかんじでうつっていた。
つまり、この像が本当に自然に公園に位置しているということだと思う。
この像をなんだかじっくり見ていたくて、ちょっとここでも一杯。
今年、1614年から400年!宮城県からも祝福に何人か来られたそうで、木がたくさん植えられていました。
そして、何人かのセビージャとコリアデルリオの住人に、400年前のこと知ってる?って聞いたけど、
もちろんだよ!ということで、たくさんおれの知らない情報を教えてくれました。
こんなにも密な関係があったなんて、おれ知らなんだ。
今年ですよね、安倍総理がスペインを訪問して、サンティアゴデコンポステラを訪れたのは。
そのときに、あの像の前で握手をして記念撮影をしたと思うんです。
そのことを考えても、スペインと日本は今なかなかいい関係にあるのではと思います。
コリアデルリオの川(リオ)

街中にこの垂れ幕みたいなのが垂れてました
こういう、歴史を尊重して、その上で生きているって、いいな。
最後に、帰りに撮ったセビージャの街の一風景を。これで11時過ぎですからね(笑)
ちなみに、スペインの夜は夜中の1,2時くらいまでで、朝のスタートは超遅いです(笑)
特にセビージャでは、朝9時になっても、ぜんぜんエンジンがかかりません。

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