2014年8月24日日曜日

Regionals2014 1500mフリー

400m個人メドレーでは、乳がんを克服し、マスターズを再開し、
レースに復帰した方が泳いでいて、放送担当の人が気を効かせてみんなの応援を集めていました。
そして感動することに、その組全員が、ピンク色のスイミングキャップをつけてレースしてたこと。
たとえ、違うチームの人であっても。
こういうところ、大好きです。
いよいよ今年、おれにとって最後の大会が始まりました。

といっても、実はもう大会を終え、一人ロングビーチの空港でこれを書いてるのですが、
アメリカにいるあいだは全て、文字通り「全て」マイクにいろいろしてもらっていたので、
寂しくて仕方ありません。これからボストンに向かいます。

さて、話を元に戻して、大会初日。
1500mに挑戦しました。昨年も同じ種目を同じ場所で泳いでいます。
そのときは目標を20分切りにし、結果は20分45秒だったので、今年はなんとか20分を切ってみたいと思い、エントリー。
今年も目標は「20分を切ること=100mを1分20秒ペース」です。

今回も、マイクがボードを用意し、ターンごとに回数を数えてくれました。
「いいか大輔、ペースが速すぎたらボードをプールの底に沈めておく。ペースが1分20秒だったら真ん中らへんにし、ペースが遅すぎたらこのボードを揺するからな!」という、昨年と似たような作戦を立てた。

昨年の反省は最初の200までを力入れてしまったので、今回は終始力を抜いて泳ぐことにした。

スタート。

これでもかってくらいゆっくり泳ぐ。
終始リラックスして泳げたものの、1100mくらいから1400mくらいまでが正念場だった。
その距離の時には「止まってしまおうか・・・」とか「バックに切り替えたいなあ・・・」などを思いながら泳いでいた。ちょうどそのときに、左側の呼吸しかしてないものだから、左腰が痛み出していた。
しかし、今年の大収穫は、マイクが出すボードの数字を5,7,9・・・27までしっかりと記憶に残しながら泳げた!脳もしっかりと働いていてということでしょうか。

最後の100もきつく、こりゃ200フリーよりもきついわと思いながらタッチ。
タイムは、

19分54秒92(ベスト-54秒!)

やりました、目標の20分を越えられました。
スペインでの練習2週間と、結構きつきつな日程の大会を2発こなしたからでしょうか、
昨年よりも体力がついてます、確実に(笑)
100mごとのタイムを載せておこう。500から1000くらいまでのタイムが19秒台。
我ながら見事だ(笑)

1:13.37  1.19.73  1.20.16  1.20.45  1.20.34
1.19.76  1.19.35  1.19.49  1.19.54  1.20.09
1.21.20  1.21.89  1.22.30  1.20.12  1.16.72
19.54.92


炎天下の中、この日マイクは、チームメンバー3人合計1時間以上もサポートしてくれました。
本当に、このキャプテンは、人のために尽くす人で、誰よりも大声でみんなのことを応援します。
おれは、君と離れてとても寂しいよ。

次回は、大会2日目。
この2日目がきつかった・・・

2 件のコメント:

  1. 船橋のはは2014年8月25日 8:56

    大ちゃん
    素晴らしいこと教えていただきありがとうございます
    こちらでも「ピンクリボンリレーウオーク」と言って乳がん患者や応援する人たちが24時間リレーをしながら
    歩くイベントもあります。がん克服した人を外国では「サバイバー」(生還者?)と呼んでいると聞きました。
    乳がんになっても以前の自分を取り戻し、治療をしながらでも普通の生活をしている人が、また応援している人がたくさんいること知っていてください。 

    返信削除
    返信
    1. おれもあの会場で、彼女の強さを見ることができ、感動しました。
      病気から克服したあと、周りが応援できる環境って素晴らしいなと思いました。

      削除